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海洋表層CO2分圧観測データ利用促進と太平洋域の変動解析(平成 22年度)
Study for functional data base of ocean surface CO2 observation and variability analysis in the Pacific Ocean

予算区分
BB 環境-地球一括
研究課題コード
0810BB001
開始/終了年度
2008~2010年
キーワード(日本語)
海洋,二酸化炭素,分圧,観測,データベース,太平洋
キーワード(英語)
ocean, carbon dioxide, partial pressure, observation, data base, Pacific Ocean

研究概要

海洋のCO2放出・吸収の年々変化をタイムリーに明らかにするために、観測値の準リアルタイム処理を定常化させ、世界的なデータ公開システムを通して、速やかに国際流通させる。上記の処理で利用可能となったデータセットを解析し、広域の分布が推定可能でpCO2変化を支配するパラメータ(水温・混合層深度・植物量)を組み込んだpCO2分布推定を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

国立環境研究所の貨物船を利用する海洋表層pCO2観測データセットの暫定処理を、観測後6ヶ月程度で完了する迅速な処理ルーチンとする。pCO2推定マッピング法の開発を行い、観測後1年で北太平洋・西太平洋CO2フラックスデータが提供できる体制を確立する。研究期間中に、現状の観測後2年程度を経てからのデータ公開から、迅速な処理・公開に改善して行き、観測データユーザーの利便性を高める。

今年度の研究概要

海洋二酸化炭素分圧観測データセットの国際流通とその利用促進として、構築中の国際統合データベースSOCAT (Surface Ocean CO2 Atlas)プロジェクトによる全球データセット作成に太平洋データの整備を通じて貢献する。加えて、海洋二酸化炭素分圧の経年変化を含む詳細な変動を明らかにする新たな解析手法であるニューラルネットワークの適用を進める。衛星観測で得られる海面水温分布、客観解析で得られる海洋混合層深度、衛星観測による植物プランクトン濃度などの広域データを使って、北太平洋の海洋表層二酸化炭素分圧の月毎分布推定を行う。

課題代表者

野尻 幸宏

  • 地球環境研究センター
  • 連携研究グループ長
  • 理学博士
  • 化学
portrait

担当者

  • 中岡 慎一郎地球環境研究センター
  • 宮崎 千尋
  • Maciej Telszewski