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成層圏無機塩素化合物の分配比に関する研究(平成 22年度)
A study on chlorine partitioning in the stratosphere

予算区分
AI 研究調整費
研究課題コード
1010AI004
開始/終了年度
2010~2010年
キーワード(日本語)
オゾン層,衛星観測
キーワード(英語)
ozone layer, satellite observation

研究概要

成層圏オゾンに関する大気物理化学過程の定量的把握を目的として、日本独自に取得した衛星観測データ利用を中心とした研究を行なう。そのために2009年11月より定常観測を開始した国際宇宙ステーション搭載の超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)からのオゾンや無機塩素化合物濃度の高度分布の情報を解析に用いる。また、現在開発中の光化学ボックスモデルを用いることで、塩化水素と一酸化塩素の分配などの素過程の定量把握を行なう。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

NIESと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2009年11月に「NIESとJAXAとの衛星の利用に関する連携協力協定」を締結した。これに関連し、採択済みのSMILES研究公募(RA)課題に対応した調査・研究を実施する。

今年度の研究概要

SMILESの最新バージョン0032を用いて南極域の観測が行なわれた2009年11月下旬および北極域の2010年1月から3月に焦点をあてる。SMILESよりも精度は劣るが同時に観測が行なわれたMLSのデータを比較のために用いる。また、SMILESとの同期は少ないが、SMILESが観測していないClONO2を観測しているACE-FTSのデータを複合利用する。これらの解析から無機塩素化合物の高度分布および特定高度での時間発展を調べる。それらの特徴の解釈のために新たに改訂予定の光化学ボックスモデルを用いる。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

杉田 考史

  • 地球環境研究センター
    地球大気化学研究室
  • 主任研究員
  • 理学
  • 地学
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