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廃棄物地盤における環境リスクの低減と、サステイナブルな社会への貢献(平成 22年度)
Environmental Risk Reduction in Waste Ground and Contribution for a Sustainable Global Society

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1011CD007
開始/終了年度
2010~2010年
キーワード(日本語)
廃棄物地盤,化学物質,不均質性,溶出
キーワード(英語)
Waste ground, Chemical substances, Heterogeneity, Dissolution

研究概要

循環型社会においてもある程度の量の発生が避けられない固体系廃棄物の埋立地盤を対象とし、環境安全性を担保しつつ土地資源として適正に活用するための技術課題の解決を図るとともに、土地活用を前提とした廃棄物地盤の造成・管理方法を提案することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:

全体計画

(1) 積極的な跡地利用が期待されている海面埋立処分場の廃棄物地盤の工学的特性と環境影響物質の挙動の評価、(2) 周辺環境への廃棄物や環境影響物質の流出を防止するための廃棄物地盤の跡地利用工法の提案、(3) 埋立地盤の早期跡地利用を推進するための新たな埋立地盤の造成・管理方法の提案、を通して、廃棄物地盤の跡地利用に際して懸念される地盤工学上のリスク、環境リスクの低減を図りつつ、持続可能な廃棄物地盤管理のあり方を提案する。

今年度の研究概要

焼却灰地盤は不燃性廃棄物地盤と比較して構成材料の不均質性は低いが、覆土と焼却灰からなる複合的な埋立層が形成されること、薄層埋立工法を適用した場合に相対的に比重の小さい有機物含有量が高い層が形成されること、焼却灰から析出するカルシウム等によって間隙構造が時間的に変化することなどの空間的、時間的な不均質性は依然として大きい。これらの要因が廃棄物地盤の力学的特性や透水特性に及ぼす影響を改良型三軸圧縮・透水試験装置を用いた室内試験により評価を行う。さらに、これらの不均質性や透水特性が安定化促進時の水質汚濁物質の溶出、移動特性に及ぼす影響を長期的な透水試験と微量化学分析により検証する。

備考

研究代表者:勝見武(京都大学・地球環境学堂・教授)
研究分担者:乾徹(京都大学・地球環境学堂・准教授)、稲積真哉(京都大学・工学研究科・助教)、小竹望(香川高等専門学校・建設環境工学科・教授

課題代表者

石森 洋行

  • 福島支部
    汚染廃棄物管理研究室
  • 主任研究員
  • 土木工学
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