ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

化学物質や環境試料の持つ受容体介在性毒性のin vivo検出法の検討(平成 22年度)
In vivo detection of the receptor-mediated toxicity of chemicals and environmental samples

予算区分
AE 経常
研究課題コード
1010AE002
開始/終了年度
2010~2010年
キーワード(日本語)
受容体介在性毒性,ニホンウズラ,ニホンメダカ,発生毒性,水環境
キーワード(英語)
receptor-mediated toxicity, Japanese quail, Japanese medaka, developmental toxicity, water environment

研究概要

内分泌攪乱化学物質研究の進展に伴い,多くの化学物質に非意図的な受容体作用があり,人間活動によってこれらの物質が環境中に多量に放出されている事実が明らかとなってきた。しかしながら,これらの研究の多くは化学分析やin vitro手法を用いたものであり,化学物質や汚染環境が実際の生物にどのように影響するかという適切な評価は進んでいない。このため,信頼性が高く,より簡便な受容体介在性毒性のin vivo検出法を構築し,化学物資や汚染環境試料の評価に利用可能とする。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

高次捕食動物における化学物質の毒性検出のために,実験鳥種であるニホンウズラの受精卵を用いて受容体作用を持つ化学物質の曝露試験を行う。高次捕食動物では食物連鎖によって体内蓄積した化学物質の経世代的な曝露が問題となるが,鳥類の卵はこの経世代曝露の研究に最適な材料である。さらに,水質汚染の影響評価のためにニホンメダカの曝露研究を行う。最も早期に検出できる受容体介在性の変化の一つは遺伝子転写であるため,どちらの動物においても,曝露による変化の観察に遺伝子転写の検出を行う。

今年度の研究概要

ウズラ受精卵試験ではナフトフラボンの曝露を行い,アリルハイドロカーボン受容体(AhR)介在性の変化を雛から成鳥まで観察するとともに,諸臓器における遺伝子転写変化の検出を行う。
メダカ試験では化学物質の曝露によるAhRおよびエストロジェン受容体(ER)介在性変化の検出を行うとともに,産廃処分場浸出水等の環境試料の曝露を試みる。

課題代表者

白石 不二雄

担当者

  • 鎌田 亮
  • portrait
    中島 大介環境リスク・健康研究センター
  • 影山 志保
  • 高橋 慎司
  • 清水 明