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サンゴ礁に対する地球規模及び地域規模ストレスの影響評価(平成 22年度)
Impact assessment of global- and local-scale stresses on coral reefs

予算区分
AH 地環研
研究課題コード
0810AH003
開始/終了年度
2008~2010年
キーワード(日本語)
サンゴ礁,地球温暖化,陸域負荷
キーワード(英語)
coral reef, global warming, terrestrial influence

研究概要

サンゴ礁は、現在、地球規模のストレス(海水温上昇など)と、地域規模のストレス(赤土流入など)により急激に衰退していることが指摘されている。琉球列島においてはサンゴ礁が陸に隣接しているため、そこに分布するサンゴ礁は、地球規模と地域規模両方のストレスを受けていると考えられる。沖縄県のサンゴ礁を対象として、サンゴ分布と水温や土地利用、赤土流出等その周辺環境の把握と、それらの長期変化に基づいて、サンゴ礁に対する地球規模と地域規模のストレスの複合影響の実態を明らかにし、評価する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

平成20年度においては、沖縄県においてサンゴ礁地形、波あたり、陸域負荷の有無などに基づいてサンゴ礁を類型化し、沖縄本島、久米島、石垣島の流域とサンゴ礁を対象として選定し、空中写真や衛星データを用いてサンゴ分布図を作成した。陸域からの負荷に関して、空中写真や衛星データを用いて土地利用図と底質分布図を作成して赤土流入量を推定するとともに赤土堆積量等の測定を行った。
平成21年度においては、土砂流出モデル結果を検証し、流出モデルを完成させる。その上で、過去からの流出量の変化とそれにともなうサンゴ礁の変化を解析するため、過去からの水温変化、赤土堆積の変化データを収集するとともに、空中写真や衛星データなど画像データを収集し、過去50年程度におけるサンゴ分布と土地利用の変化を明らかし、データベース化する。沖縄県衛生環境研究所が赤土堆積データの収集を担当し、国立環境研究所が水温データの収集、サンゴ分布と土地利用変化の解析を担当する。
平成22年度においては、初年度と次年度に得られた両研究所の結果を総合し、水温変化、土地利用変化、赤土堆積量変化とサンゴ分布の変化などに基づいて、海水温上昇をはじめとする地球規模のストレスと赤土流入をはじめとする地域規模のストレスとその複合がサンゴ礁に与える影響の実態を明らかにするとともに、影響の評価を行う。

今年度の研究概要

水温変化、土地利用変化、赤土堆積量変化とサンゴ分布の変化などに基づいて、海水温上昇をはじめとする地球規模のストレスと赤土流入をはじめとする地域規模のストレスとその複合がサンゴ礁に与える影響の実態を明らかにするとともに、影響の評価を行う。

備考

沖縄県衛生環境研究所との共同研究

課題代表者

山野 博哉

  • 生物・生態系環境研究センター
  • センター長
  • 博士(理学)
  • 地理学,地学,理学
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担当者