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植物のCO2応答に関するメタ分析と生態系モデルの高度化(平成 21年度)
Meta-analysis and ecosystem model development on plant responses to elevated CO2

予算区分
CD 文科-科研費 新学術領域研究
研究課題コード
0913CD001
開始/終了年度
2009~2013年
キーワード(日本語)
植物応答,炭素循環,地球変動
キーワード(英語)
plant response, carbon cycle, global change

研究概要

大気CO2の21世紀中に予想される増加に対する植物・生態系応答を予測するため、独自開発してきたモデルVISITをベースに、分子から生理生態レベルで得られる知見を取り込んで新しいモデルを開発する。また、それを国立環境研究所などにおける温暖化予測モデルに組み込まれた陸域コンポーネントに反映させ、予測精度の向上を図る。本領域課題において遺伝子から個体レベルで解明される短期〜長期応答を制御する要因を取り入れることによりブレークスルーを達成することが可能になると期待される。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

陸域生態系モデルにおけるCO2応答の扱いについて、現状と問題点を総括し、コンソーシアムに提示して実験研究への提言を行う。独自の陸域モデルVISITを用いて、光合成や分配などのパラメータについて疑似的な長期変化を与えるなどの予備的感度実験を行う。外気CO2濃度の操作実験に関する文献を収集し、メタ分析を実施して植物機能タイプ間の応答性の違いを把握し、モデル化への道筋を検討する。

今年度の研究概要

既存の陸域生態系モデルにおける高CO2濃度に対する応答特性を把握し、コンソーシアムにおける連携を円滑に進めるため、下記の予備的な作業を先行して実施していく。陸域生態系モデルVISITをベースに、コンソーシアム各班により新たに得られた高CO2濃度に対する植物応答に基づいて改良を施し、その成果を温暖化予測研究に役立てる。研究代表者である伊藤がモデル開発の全体統括とプログラム管理を担当し、新規雇用予定のポスドク研究員は各班と連携して各プロセスの数式化を検討し、シミュレーション実行と結果の解析を担当する。

備考

科学研究費 新学術領域研究「植物生態学・分子生理学コンソーシアムによる陸上植物の高CO2応答の包括的解明」(領域代表者 寺島一郎 東京大学理学部教授) 伊藤の担当:総括班および生態系モデル班

関連する研究課題
  • 0 : 地球環境研究センターにおける研究活動

課題代表者

伊藤 昭彦

  • 地球環境研究センター
    物質循環モデリング・解析研究室
  • 主任研究員
  • 博士(理学)
  • 生物学,地学,林学
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