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大気-陸域間の生物地球化学的相互作用を扱うモデルの拡張と温暖化影響評価への適用(平成 21年度)
Development of a model simulating atmosphere-land biogeochemical interactions and application to global warming assessment

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0710CD313
開始/終了年度
2007~2010年
キーワード(日本語)
地球変動,物質循環,植生と土壌
キーワード(英語)
GLOBAL CHANGE, BIOGEOCHEMICAL CYCLES, VEGETATION AND SOIL

研究概要

陸域生態系から大気に放出される各種の微量ガスは、温室効果や大気化学反応によって気候システムに相当の影響を与える要因である。本研究では、そのような大気-陸域生態系間の微量ガス交換に関する生物地球化学的プロセスモデルの高度化を図り、長期・広域での交換量を定量化するとともに、環境変動に対する影響評価シミュレーションを実施することを目的とする。現地観測に基づいたモデル開発・高度化を行い、生物地球化学的プロセスのメカニスティックな理解を深めるとともに、高い定量的な再現性を得ることを目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

本研究では既存の陸域生態系モデル(Sim-CYCLE)をベースにし、各種の生物地球化学的プロセスを組込むことでモデルの拡張と高度化を行う。本年度は、基本モデルの不確実性評価のための感度実験、モデル拡張のための情報収集、モデル検証のためのデータ収集、プログラムコードの整備、シミュレーションのための計算環境の整備、を実施する。

今年度の研究概要

感度実験の実施とデータ解析のための計算環境の整備として、ワークステーションおよび磁気記録装置を導入する。大気-陸域間で交換される微量ガス(CO2、CH4、N2O、CO、VOC、Black carbonなど)について、気候システム・大気化学における役割を総括し、優先的に扱うべきプロセスを特定する。文献調査によって各種陸域生態系における微量ガス交換の定性的・定量的性質をまとめ、数値データが得られるものについてはデータベースを構築して整理しておく。

課題代表者

伊藤 昭彦

  • 地球環境研究センター
    物質循環モデリング・解析研究室
  • 主任研究員
  • 博士(理学)
  • 生物学,地学,林学
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