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バイオマス持続可能利用への環境管理技術開発:サブテーマ3 環境資源の強化・補完・代替技術評価研究(平成 21年度)
Development of Environmental Management Technology for Sustainable utilization of Biomass.

予算区分
CB 文科-振興調整
研究課題コード
0709CB001
開始/終了年度
2007~2009年
キーワード(日本語)
バイオマス,バイオ燃料,ライフサイクルアセスメント,技術インベントリ
キーワード(英語)
Biomass, Bio-fuel, Life Cycle Assessment (LCA), Technology inventory

研究概要

水資源の再利用技術、汚濁負荷抑制技術など、環境資源を補完・代替する技術インベントリを各地域特性に応じて適用可能な形で整備し、汚濁負荷削減効果および経済的効果を含む環境資源への影響を評価するシステムの開発を目的とする。具体的には、?地域から発生する副産物についての再資源化技術の選定プロセスと実証研究システムの構築、?発酵関連産業の副産物再資源化技術のインベントリの構築に取り組む。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

初年度は、バイオマスエネルギー製造時の発生副産物の再資源化にかかる技術選定及び実証試験による技術仕様構築、発酵過程を有する各産業での再資源化技術を評価する環境負荷インベントリ開発、節水型エネルギー作物の栽培による水循環への影響評価について研究を行う。
2年目は、地域別の穀物生産特性に合わせてバイオ燃料の生産効率の向上や発酵副産物の有効利用を促進するため、バイオ燃料精製の代替的技術や副産物再利用技術について、技術ごとの燃料精製効率、経済性等の情報を整理し、地域に応じた技術を選択可能とするバイオ燃料転換技術目録を構築する。 とくに資源の再利用効果、炭素固定化技術、汚濁負荷抑制効果、自然劣化防止効果など環境資源を管理するための主要な技術については、各地域特性に適用するシステムに応じて技術の適合性を評価する。また、発酵副産物の処理についての技術システムを各地の農業生産への適用プロセスを設計する。
最終年度は、各種のバイオエネルギー技術の統合的な評価モデルの設計及び検証を行う。

今年度の研究概要

バイオエタノールの生産過程(発酵、濃縮、蒸留)において、発生する高濃度排水および残渣酵母の農業生産への適応プロセスを評価する。
?高濃度排水及び残渣酵母の農地還元技術(液肥、肥料化等)調査
バイオエタノールの生成に伴い発生する大量の高濃度排水および残渣酵母の処理が課題となっている、その対策技術の一つである農地還元技術(堆肥化、液肥化)について調査を行い、技術パラメータのデータベース化を行う。
?高濃度排水及び酵母残渣の農地還元技術の統合的評価
バイオエタノールの生産プロセス及び副産物として発生する高濃度排水及び残渣酵母の農地還元という一連のプロセスを対象として、水、炭素、窒素、リンのマテリアルフロー分析を行う。水、炭素、窒素、リンという4つの評価物質を横断的に評価することで、統合的な評価アプローチを構築する。

備考

慶應義塾大学が研究・統括機関

課題代表者

藤田 壮

  • 社会環境システム研究センター
  • センター長
  • 博士(工学)
  • 土木工学,システム工学,建築学
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担当者