ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

連続観測ミー散乱ライダーでの受光検出部が測定誤差に及ぼす影響の検討(平成 20年度)
Study of effect of detector characteristics sensitivity for Mie scattering lidar

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0709AE500
開始/終了年度
2007~2009年
キーワード(日本語)
ライダー,検出器,測定誤差
キーワード(英語)
LIDAR, DETECTOR, SENSITIVITY

研究概要

遠隔計測研究室で展開している連続観測小型ライダーは、2波長(532,1064nm)散乱強度と532nmでの偏光解消度の測定が行える。現在、データ品質向上の課題の一つは、偏光解消度測定値が観測地点でばらつきがみられることである。本研究では、偏光解消度の校正方法についての実験的検討を行い、測定誤差の改善の方法を明らかにする。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:

全体計画

これまで、受光検出部を構成する光電子増倍管、AD変換器についての測定精度向上のための改善を行ってきた。この検討を行っている過程において、偏光解消度の校正手法についても簡便な方法を提案し用いてきた。測定精度が向上することにより、偏光解消度値の観測地点ごとでのばらつきと思われる測定が見受けられるようになってきた。現在行っている偏光解消度校正法とあわせて、違う手法での校正方法も用いて、実験データの解析によりばらつきのより少ない校正方法の検討を行っていく。

今年度の研究概要

光電子増倍管の特性について再評価するとともに、改善の可能性を検討する。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

松井 一郎

担当者