- 予算区分
- AH 地環研
- 研究課題コード
- 0708AH368
- 開始/終了年度
- 2007~2008年
- キーワード(日本語)
- 猪苗代湖,中性化
- キーワード(英語)
- LAKE INAWASHIRO, NEUTRALIZATION
研究概要
猪苗代湖は日本最大の酸性湖であり,その湖水は水道用水・農業用水・発電用水に利用されるほか,水浴場としても利用されている.磐梯朝日国立公園内の観光資源としても貴重な湖である.猪苗代湖のpHが昭和65年頃よりわずかに上昇,中性化しつつある.今後,さらにpHが上昇し,中性化が進行することによって水質が悪化し,湖が富栄養化すること等が懸念されている.湖の水質保全対策を講じるためには,pH上昇の原因を解明し,今後の水質を予測することが必要である.
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:行政支援調査・研究
全体計画
酸性河川源流域調査,猪苗代湖及び長瀬川等の流入河川のイオンバランスの季節的変動と経年変化調査,猪苗代湖の流入・流出河川調査を順次実施し,結果を解析する.
今年度の研究概要
昨年度調査を継続するとともに,水温等の係留観測等により湖水の混合等のデータを得る.観測結果を解析し中性化原因について考察する.
備考
共同研究機関:福島県環境センター
- 関連する研究課題
- 0 : その他の研究活動