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成層圏プロセスの長期変化の検出とオゾン層変動予測の不確実性評価に関する研究(平成 19年度)
Variability of stratospheric processes and uncertainties in prediction of future change of stratospheric ozone

予算区分
BA 環境-地球推進
研究課題コード
0709BA375
開始/終了年度
2007~2009年
キーワード(日本語)
オゾン層破壊,化学気候モデル,不確実性,将来予測
キーワード(英語)
Depletion of ozone layer, chemical climate model, uncertainty, future prediction

研究概要

本課題はオゾン層変動の将来予測の精度・確度の評価と向上、成層圏の力学・化学プロセスの過去の長期的な変化の検出、ならびにオゾン層変動と気候変動の相互作用の解明を目的としている。その中でも特に、成層圏プロセスを取り込んだ化学気候モデルを用いたオゾン層の長期変動に対する数値実験を通して、成層圏プロセスと結びついているオゾンならびにオゾン層破壊関連物質などの化学場や気温や風速などの気象場の再現精度および確度の検証とモデルの精緻化のための化学プロセスの解明を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

平成19年度:化学気候モデル(CCM)および気象データを用いた化学輸送モデル(CTM)によって計算された過去の成層圏のオゾンや塩素の濃度や分布を観測値と比較して、その再現精度を確かめる。
平成20年度:ハロゲンガス濃度、CO2などの温室効果ガス濃度を固定した感度実験を行い、大気大循環の変化とそれに伴う成層圏大気の年齢の変化を解析する。またCCMおよびCTMにおける極域での化学プロセスを改良する。
平成21年度:数値モデルを用いたコントロール実験結果の解析から、大気大循環の変化、成層圏大気の年齢の変化の原因となっているプロセスの寄与を明らかにする。

今年度の研究概要

化学気候モデル(CCM)および気象データを用いた化学輸送モデル(CTM)を用いた過去の成層圏オゾン層変動の数値実験を行い、その結果を観測値と比較してその再現精度を確かめる。特にオゾンの空間分布やその季節変化、オゾンホールの規模や持続期間、極渦強度や崩壊時機、オゾン破壊関連物質の時空間分布に着目した解析を行う。また極域でのオゾン分解反応と密接な関係のある極成層圏雲の生成プロセスに関して観測データをもとに解析する。

関連する研究課題
  • 0 : 大気圏環境研究領域P

課題代表者

今村 隆史

  • 環境計測研究センター
  • センター長
  • 理学博士
  • 化学
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担当者