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希少鳥類の遺伝的多様性の評価と細胞保存(平成 19年度)
Evaluation of genetic diversity and cell cryopreservation in endangered birds

予算区分
LA 共同研究
研究課題コード
0708LA318
開始/終了年度
2007~2008年
キーワード(日本語)
希少鳥類,遺伝的多様性,細胞保存
キーワード(英語)
ENDANGERED BIRDS, GENETIC DIVERSITY, CELL CRYO-BANKING

研究概要

我が国の絶滅危惧大型鳥類のうち、極東アジアに生息して日本とロシア両国に共通する種(本研究では、両国に共通する大型の鳥類種で環境省レッドデーターブックに記載のタンチョウとニホンコウノトリ等を対象とする)の遺伝的多様性を解析・評価することで種内多様性を維持した保護増殖を目指す。同時に細胞保存を行うことで将来的な遺伝子資源の保存体制を構築する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

【平成19年度】
日本側:
相手国側研究者(ロシア、ハバロフスク地方ボロン自然保護区獣医師等)を受け入れ、遺伝的多様性評価手法の研修と標準化を行う。また、ロシア側との協力によりロシア側のタンチョウ、ニホンコウノトリの個体群の遺伝的多様性を評価してこれを日本国内生息個体群と比較する。平成19年8月に3名(研究責任者1名、若手研究者2名)がロシア、ボロン自然保護区に出張して野生個体からの採血及び皮膚飼料の採取を行うと共に、共同研究の枠組みに関する話し合いをハバロフスク地方政府関係者と行う。
相手国側:
生態研究のためにボロン自然保護区内で調査捕獲するタンチョウとニホンコウノトリ個体から少量の血液と皮膚を採取して、日本側研究者と協力してmDNA調節領域の遺伝子配列からハプロタイプを決定する。また、日本側研究者と研究技術を共通化するために平成19年7月に3名(研究責任者1名、若手研究者2名程度)、平成19年12月に2名(若手研究者2名)が日本出張を行い研究技術に関する標準化とノウハウの共通化を行って研究効率の向上を目指す。加えて、生細胞培養と凍結保存に関する技術の共通化を図る。

【平成20年度】
日本側:
二国間の研究技術の標準化と高度化を更に進め、極東に生息するタンチョウ、ニホンコウノトリ等の遺伝子情報の共有を図ると共に各地方個体群と日本国内生息個体群との比較により、最適な交配(導入)個体群の有無を評価する。前年度の成果を踏まえて、平成20年7月に研究責任者1名及び若手研究者2名がボロン自然保護区に出張してロシア側研究者と協力して試料採取を行うと共に、継続的な共同研究体制と細胞バンク構築に関する打合せをロシア側研究者、地方政府関係者と行う。
相手国側:
前年に引き続き、生態研究のためにボロン自然保護区内で調査捕獲するタンチョウとニホンコウノトリ個体から少量の血液と皮膚を採取して、日本側研究者と協力してmDNA調節領域の遺伝子配列からハプロタイプを決定する。また、日本側研究者と研究技術を共通化するために平成19年6月に3名(研究責任者1名、若手研究者2名程度)、平成19年10月に2名(若手研究者2名)が日本出張を行い研究成果の評価と、研究技術の細部標準化を行うと共に、課題終了後の継続的協力関係に関する打合せを行う。

今年度の研究概要

日本側:
相手国側研究者(ロシア、ハバロフスク地方ボロン自然保護区獣医師等)を受け入れ、遺伝的多様性評価手法の研修と標準化を行う。また、ロシア側との協力によりロシア側のタンチョウ、ニホンコウノトリの個体群の遺伝的多様性を評価してこれを日本国内生息個体群と比較する。平成19年8月に3名(研究責任者1名、若手研究者2名)がロシア、ボロン自然保護区に出張して野生個体からの採血及び皮膚飼料の採取を行うと共に、共同研究の枠組みに関する話し合いをハバロフスク地方政府関係者と行う。
相手国側:
生態研究のためにボロン自然保護区内で調査捕獲するタンチョウとニホンコウノトリ個体から少量の血液と皮膚を採取して、日本側研究者と協力してmDNA調節領域の遺伝子配列からハプロタイプを決定する。また、日本側研究者と研究技術を共通化するために平成19年7月に3名(研究責任者1名、若手研究者2名程度)、平成19年12月に2名(若手研究者2名)が日本出張を行い研究技術に関する標準化とノウハウの共通化を行って研究効率の向上を目指す。加えて、生細胞培養と凍結保存に関する技術の共通化を図る。

備考

コードはないが業務係で処理
ロシア連邦、ボロンスキ動物保護区、M. Kocherga, E. Kocherga
ロシア連邦、消費者福祉保護監視局、L. Ivanov, N. Pukhovskaya  

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(環境研究基盤技術ラボラトリー)

課題代表者

桑名 貴

担当者

  • 川嶋 貴治生物・生態系環境研究センター
  • portrait
    大沼 学生物・生態系環境研究センター
  • 橋本 光一郎
  • 今里 栄男
  • Sawicka Edyta