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プロテインホスファターゼ2Aを利用した藍藻毒分析キットの開発 (平成 19年度)
Development of the assay kit for cyanotoxins using Protein Phosphatase 2A

予算区分
ZZ
研究課題コード
0707ZZ553
開始/終了年度
2007~2007年
キーワード(日本語)
藍藻毒,ミクロシスチン,プロテインホスファターゼ2A
キーワード(英語)
cyanotoxin, microcystin, protein phosphatase 2A

研究概要

プロテインホスファターゼ2A(PP2A)は生体内においてタンパク質の脱リン酸化を行う酵素であり、その活性は藍藻毒のミクロシスチンによって強力に阻害される。そこで、遺伝子工学技術によって製造したPP2Aを利用することによって簡便、迅速、高精度かつ安価に行う事が出来る藍藻毒の検出、定量方法及びその方法を利用したキットの開発を試み、キットの製品化を行うことを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

PP2A技術シーズを藍藻毒であるミクロシスチンの検出、定量に応用し、既存の分析方法と比較して優位性を明らかにする事によって、最終的には産業利用可能な藍藻毒分析キットの開発を目標とする。研究開発終了時には簡便、迅速、高精度なミクロシスチン類分析キットの試作品を作製し、環境中において対象となるミクロシスチン類の検出に利用できることを確認する。

今年度の研究概要

PP2A技術シーズを藍藻毒であるミクロシスチンの検出、定量に応用し、既存の分析方法と比較して優位性を明らかにする事によって、最終的には産業利用可能な藍藻毒分析キットの開発を目標とする。多数のミクロシスチン同族体についてPP2A阻害効率を測定・評価し、環境中において対象となるミクロシスチン類の検出に利用できることを確認する。

備考

地域新生コンソーシアム研究開発事業(経産省)の再委託

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(環境研究基盤技術ラボラトリー)

課題代表者

佐野 友春