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強風化型膨潤性土壌地帯におけるマメ科植生への撹乱行為が土壌C・N stockとその動態におよぼす影響の解明(平成 18年度)
Influence of Disturbance to Leguminous Natural Vegetation on Soil C and N Stocks and Their Forms in the Area of Heavily-Weathered Swelling Soils

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0606AF417
開始/終了年度
2006~2006年
キーワード(日本語)
膨潤性土壌,土壌C・Nストック,土地利用形態,マメ科植生
キーワード(英語)
SWELLING SOIL, SOIL C AND N STOCKS, LAND MANAGEMENT, LEGUMINOUS VEGETATION

研究概要

熱帯アジアの膨潤性土壌地帯でなされる土地の開墾スタイルや農地利用が果たして土壌−水循環系列といった環境資源の持続的利用に適しているのかを明らかにするとともに、持続的な土地肥沃度管理デザインの構築を目標とする。本研究中では、溜池型集水域を例に土壌C・Nストックとそれらの存在形態が森林を構成するマメ科植生の破壊や維持によってどのような変化をしめすのか、空間、且つ、定量的に明らかにすることを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

フィリピンルソン島中央部の森林−農村地帯に広く分布する丘陵地型の膨潤性土壌地帯では、粘土の膨潤効果により土地生産力が常に水とNで制限されている。また生産活動に伴う森林、特にN固定能を持つマメ科木本類への撹乱が水や土壌C・Nの減耗を引起すことも予想される。本研究では溜池型集水域におけるマメ科木本植生への撹乱行為が土壌中のC・Nストックとその動態に与える影響を地形、水文データを交え多角的、且つ、定量的に明らかにする。

今年度の研究概要

フィリピンルソン島中央部の丘陵地帯における溜池灌漑型集水域における土壌および植生分布調査を行い、地形および土地利用形態(草地、野焼、耕作地など)が異なる地点での土壌理化学分析と気象・水文データ取得のための計測機器の設置を行う。採取土壌試料について全C・N量、無機態N量、C・N安定同位体比(δ13C、δ15N)等を定量し、異なる地形、土地利用形態における土壌中C・Nストック量やその形態解析を行い、土壌有機物の分解、蓄積、流亡といった要因の定量的な把握と膨潤性粘土層の存在がもたらす複合的影響について解明する。

備考

渡邊眞紀子(東工大),森島済(江戸川大),JOSE D. RONDAL(BSWM),BONY P. DELA CRUZ(BSWM),ARMANDO M. PALIJON(UPLB),谷口悟(東工大)

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(水土壌圏環境研究領域)

課題代表者

村田 智吉

  • 地域環境研究センター
    土壌環境研究室
  • 主任研究員
  • 博士 (農学)
  • 農学,地学
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