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生物的に生成したマンガン酸化物のキャラクタリゼーション(平成 18年度)
Characterization of biogenic manganese oxide

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0507AE797
開始/終了年度
2005~2007年
キーワード(日本語)
マンガン酸化物,生体鉱物,化学形態
キーワード(英語)
MANGANESE OXIDE, BIOGENIC MINERAL, CHEMICAL STATE

研究概要

静岡県菊川水系の川底には、表面が黒くなった河石が見られる。これはマンガン酸化能を有する菌類(カビ)により、河川水中の2価マンガンイオンが酸化され、河石表面にマンガン酸化物として沈着したもの(生体鉱物)と考えられる。本研究では、この生物的に生成したマンガン酸化物を表面分析やX線回折など様々な方法で分析し、その構造や化学的特性を明らかにする。また、河川水中の金属イオンの吸着などをとおして、マンガン酸化物が自然環境へ与える影響について調べる。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

静岡県菊川水系の河川床より、表面に黒色のマンガン酸化物皮膜が沈着した河石試料を採取し、そのマンガン酸化物を粉末X線回折分析、X線光電子分光分析、走査電子顕微鏡観察、表面積測定など様々な方法により分析する(17〜19年度)。また、実験室内でマンガン酸化真菌により作られたマンガン酸化物についても同様の分析を行い、生物学的なマンガン酸化物の生成過程とその化学的特性を解明して行く(18〜19年度)。特に、無機化学的に生成するマンガン酸化物と生体鉱物の一種であるマンガン酸化物の化学的特性(結晶構造、吸着特性など)の違いについて調べ、マンガン酸化物が自然環境へ与える影響について明らかにする(19年度)。

今年度の研究概要

昨年度に引き続き、マンガン酸化物沈着河石試料について、粉末X線回折法、X線光電子分光法、走査電子顕微鏡観察などによる分析を行う。また、河川水中のマンガンを酸化する微生物(菌類)を単離し、その微生物を用いたマンガン酸化物生成実験を行い、その生成過程について調べるとともに化学的特性を明らかにして行く。

備考

共同研究機関:静岡県立大学環境科学研究所

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(化学環境研究領域)

課題代表者

瀬山 春彦

  • 環境計測研究センター
  • フェロー
  • 博士 (理学)
  • 化学
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担当者