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京都議定書吸収源としての森林機能評価に関する研究(2) 吸収量評価モデルの開発と不確実性解析 1) 吸収量評価モデルの開発 2) 吸収量評価モデルの不確実性解析(平成 18年度)
Study on the evaluation of carbon removals by forests under the Kyoto Protocol (2) Developing the model for quantifying carbon sinks and its uncertainty analysis

予算区分
BA 環境-地球推進
研究課題コード
0506BA776
開始/終了年度
2005~2006年
キーワード(日本語)
炭素吸収源,不確実性,森林生態系,モデル,リモートセンシング
キーワード(英語)
CARBON SINK, UNCERTAINTY, FOREST ECOSYSTEM, MODEL, REMOTE SENSING

研究概要

京都議定書で認められた植林・森林管理等の炭素吸収源活動に伴う吸収量評価モデルを開発し、吸収量推定の不確実性を検証する。テストサイトにおけるデータを用いて開発・検証されたモデルを用いて、最終的には国全体での吸収量の算定に利用可能とするための、地理情報データの整備とその精緻化も合わせて実施する。評価対象とする吸収源活動は、3条3項、4項の活動であるが、第2約束期間以降のフルカーボンアカウンティング・モデルにも発展可能となるよう、森林生態系全体の吸収量を把握できるモデルの開発と不確実性の解析を目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

グローバルな生態学モデルを改良してローカルな炭素吸収量を推定するモデルを開発する。光合成、植生呼吸、リッター、土壌吸収の各プロセスも含めたモデルの精緻化に着手し、特に、フラックスデータを用いたモデルパラメータの同定を実施する。
フラックスサイトにおけるローカルな観測情報に基づいたモデルの改良・パラメータ設定、および土壌吸収を含めたモデルの精緻化を継続する。また、日本各地およびロシアのテストサイトにおけるリモートセンシング情報や土壌中炭素ストックデータを用いてモデルの高度化を検討し、モデルの土壌コンパートメントモデルの改良に着手する(平成15年〜16年度)。
開発したモデルを用いて全炭素収支の吸収量評価を地域レベルおよび国レベルで実施する。また森林インベントリデータによる推定結果との比較を通じて、不確実性の要素を解明・定量化を行う(平成17年〜18年度)。

今年度の研究概要

森林インベントリ手法で算定される日本における炭素吸収量を検証するトップダウンモデルを確立する。特に森林・土壌炭素に関する研究と連携し、モデルの精緻化を行い、管理された森林における吸収源活動の評価を実施する。
広域の森林地域を対象として、サブテーマ1の結果と比較分析し、異なるアプローチ間の整合性についても検討を実施する。また、開発したモデルを用いてわが国における吸収源活動の評価とインベントリの不確実性要因の分析を実施する。

備考

課題コード0204BA338を引き続き延長して行うものである。

関連する研究課題
  • : 関連P3 京都議定書吸収源としての森林機能評価に関する研究

課題代表者

山形 与志樹

  • 地球環境研究センター
    気候変動リスク評価研究室
  • 主席研究員
  • 学術博士
  • システム工学,数学,地理学
portrait

担当者

  • 岩男 弘毅
  • 木下 嗣基