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トキシコゲノミクスを利用した環境汚染物質の健康・生物影響評価法の開発に関する研究(平成 18年度)
Studies on application of toxicogenomics for risk assessment of environmental pollutants

予算区分
AG 特別研究
研究課題コード
0406AG337
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
トキシコゲノミクス,リスク評価,健康影響,シロイヌナズナ,微生物,メダカ
キーワード(英語)
TOXICOGENOMICS, RISK ASSESSMENT, HEALTH EFFECTS, ARABIDOPSIS THALIANA, BACTERIA, MEDAKA

研究概要

近年めざましく進歩しているトキシコゲノミクス技術を利用し、環境研の複数の領域の研究者が連携して、それぞれヒトや生物に対する環境汚染物質の効率的な影響評価・予測法の開発をめざした基礎研究を行う。また、環境汚染物質のヒト・生物に対する総合的な影響評価のための環境トキシコゲノミクスデータベースの立ち上げを行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

健康影響評価法の開発では、実験動物の細胞において、ダイオキシン応答性遺伝子の網羅的解析や(16年度)、さらのその他の有害化学物質による遺伝子発現変化の解析を行い(17,18年度)、それら遺伝子群から影響経路の予測、生体影響との対応の検討を行い、影響検出指標となる遺伝子を選択する(17,18年度)。さらにヒトと実験動物の細胞におけるダイオキシン応答性遺伝子の発現比較を行い、種差のメカニズムを検討する(18年度)。生物影響評価法では、環境汚染物質による各種生物の遺伝子発現変化やポピュレーション変化を解析し(16年度)、環境汚染物質の影響を検出するための遺伝子の選択・単離・簡易DNAアレイの作成、遺伝子組換え生物の作成、指標微生物の特定を行う(16-18年度)。さらにDNAアレイや遺伝子組換え生物、指標微生物を用いた環境汚染物質の検出特異性・感度について検討し、これらを用いた環境影響評価手法の確立を行う(18年度)。これらの結果をもとに、トキシコゲノミクスデータベースを作成し、公開する(16-18年度)。

今年度の研究概要

各種有害化学物質による免疫細胞での遺伝子発現変化の解析と影響の検討を行い、影響検出指標となる遺伝子を選択し、各化学物質の影響検出におけるトキシコゲノミクスの有効性を検証する。遺伝子発現調節機構からダイオキシン反応性の種差のメカニズムを検討する。シロイヌナズナアレイを改良し、ストレス診断に応用して有効性を確認する。さらに微生物群集解析アレイの改良を行う。化学物質の影響を詳細に評価し、データーベースの資料を提供するため、変化したDNAの同定及び微生物種の特定を行う。メダカとげっ歯類へのPOPsの影響の差異の原因を検討する。各種生物種のトキシコゲノミクス情報を掲載したウェブサイトを構築し公開する。

備考

共同研究者:大迫誠一郎,浦川秀敏(東京大学)

課題代表者

野原 恵子

  • 環境リスク・健康研究センター
  • フェロー
  • 学術博士
  • 医学,生化学,生物工学
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担当者