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次世代アジアフラックスへの先導(平成 17年度)
Initiation of the next-generation AsiaFlux

予算区分
CB 文科-振興調整
研究課題コード
0608CB961
開始/終了年度
2006~2008年
キーワード(日本語)
炭素循環, フラックス, アジア, データベース
キーワード(英語)
carbon cycle, flux, Asia, database

研究概要

アジア地域の陸域炭素フラックス観測網として我が国主導で立ち上げたAsiaFluxの活動を発展させるため、国際会議、専門家派遣、トレーニングコースを通じて、アジア諸国の技術の向上を図る。既存観測点への技術移転を進め、国・サブ地域レベルでの拠点化を図り、次世代のアジアフラックスの確立を目指す。これを支援するため、データセンター・事務局機能を強化する。以上により、京都プロトコルの実施に向けて国際的リーダーシップを確保する。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

データセンターおよび事務局機能の強化による連携促進、アジア地域のタワーフラックス観測の拡充と連携強化を促進するため、アジア地域を主とした国内外の専門家などの出席を得た国際会議を企画・運営する。また、AsiaFluxの情報・データの共有化・流通を促進するため、AsiaFluxの参加拠点の基盤情報・観測データを集約し、統合化されたデータベースシステムを構築する。加えて、アジア地域のタワーフラックス観測に関係する研究者・組織間の連携を支援するために、AsiaFlux事務局の機能を強化する。

今年度の研究概要

アジア地域の炭素フラックス観測点に関する既存の基盤情報や観測データの収集を開始するとともに、 ワークショップの開催、ニュースレターの発行、ホームページ・メーリングリストの運営、FLUXNET関連組織との情報交換やパンフレットの発行など、AsiaFluxの事務局として日常的な情報の流通・収集機能を強化する。

備考

課題代表者:大谷義一(森林総合研究所)

課題代表者

藤沼 康実

担当者

  • 油田 さと子