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森林−土壌相互作用系の回復と熱帯林生態系の再生に関する研究 (5) 熱帯林の生物多様性評価と再生指標に関する研究(平成 17年度)
Rehabilitation process of a tropical forest ecosystem through the interaction between plants and soils (5) Biodiversity assessment and rehabilitation indicators of a deteriorated tropical forest ecosystem

予算区分
BA 環境-地球推進 E-051
研究課題コード
0507BA849
開始/終了年度
2005~2007年
キーワード(日本語)
インドネシア, 森林火災, 指標植物, 生物多様性, 蘚苔類/地衣類, 熱帯林, 微環境
キーワード(英語)
INDONESIA, FOREST FIRE, INDICATOR PLANT, BIODIVERSITY, BRYOPHYTE/LICHEN, TROPICAL FOREST, MICROENVIRONMENT

研究概要

インドネシアなどの熱帯林は森林火災や違法伐採などで急速に劣化・減少しており、地球環境保全にとって有効な再生手法の提示が急務である。本研究では、森林と土壌の相互作用系の回復を通して、多様性に富み健全な熱帯林を再生させる方法を明らかにすることを目的とするが、本サブ課題では、熱帯林再生過程における生物多様性の評価手法を解析すると共に、熱帯林管理にも有効となる、劣化森林の再生評価のための指標植物種を明らかにする。さらに、再生過程の熱帯林における生物多様性と微環境(気象・土壌)との関係についても解析し、モデル構築にも貢献する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

森林火災(東カリマンタン)や違法伐採(スマトラ)等による被害程度が異なる熱帯林における植物多様性(主に蘚苔類/地衣類)調査(17〜19年度)。熱帯林再生過程における生物多様性の評価手法の解析(18〜19年度)。熱帯林における微環境(気象・土壌)要因の計測(17〜19年度)。再生過程における生物多様性と微環境要因との関係解析(18〜19年度)。劣化した熱帯林の再生指標(候補)種を提示し(17〜19年度)、それらを利用した適切な森林管理方法を提案する(19年度)。

今年度の研究概要

東カリマンタンのブキットバンキライで、森林火災の被害程度が異なる低地熱帯林に設置した複数の永久コドラートにおいて、蘚苔類や地衣類を中心とした植生調査を行う。周辺地域も含めてデータを収集整理し、被害程度の異なる地域間の比較、回復過程(継時変化)の比較を行う。また、樹木群集や微生物群集についても、他のサブテーマ分担者と協力して、生物多様性データを整理する。それらのデータから、森林火災後の熱帯林生態系の再生評価に有効な指標植物候補種を抽出する。さらに、同地域に、光強度、温度(気温・地温)、湿度、土壌水分、雨量、風向風速などの環境センサー類を設置し(一部既存)、連続計測して、気象や土壌の微環境要因の地域間比較、継時変化比較を行う。

備考

共同研究機関:鹿児島大学・東京大学・広島大学・佐賀大学・森林総合研究所・インドネシア科学研究院生物学研究所(RCB-LIPI)研究代表者:鈴木英治(鹿児島大学理学部)

課題代表者

清水 英幸

  • 地域環境研究センター
  • フェロー
  • 博士(農学)
  • 生物学,理学 ,情報学
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