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環境モニタリングの手法と精度管理に関する研究(2)ダイオキシン類測定の高度化における精度管理(平成 17年度)
Study on environmental monitoring methods and quality control in environmental monitoring (2)Quality control in measurement of polychlorinated dibenzodioxins and related compounds

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0406AE449
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
環境モニタリング, 化学分析, 精度管理, ダイオキシン類
キーワード(英語)
ENVIRONMENTAL MONITORING, CHEMICAL ANALYSIS, QUALITY CONTROL, POLYCHLORINATED DIBENZODIOXINS AND RELATED COMPOUNDS

研究概要

環境の状況を把握するために行うモニタリングでは、適切なサンプリング、信頼性の高い化学分析、適切なデータ評価などが必要とされる。これらは、モニタリングの目的、対象物質、環境媒体によって異なり、それぞれについて手法の最適化、高精度化が必要とされる。本研究では、各種のモニタリングの現状を整理し、問題点を把握し、精度管理を含めたモニタリング手法の最適化・標準化を順次行う。また、モニタリングを担う地方自治体研究機関等を含め、標準的モニタリング手法によるクロスチェック等を行い、精度管理の高度化、普及につとめる。当面は、問題が多いとされるダイオキシン類について検討を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

本研究ではダイオキシン類の精度管理を含めたモニタリング手法の最適化を行う。さらに、地方自治体研究機関等を含め、最適化した手法によるクロスチェック等を行い、精度管理の普及、高度化につとめる。第1期当該研究(平成13〜15年度)の成果を受け、さらに各種の環境媒体に関するモニタリング手法について検討を行うと共に、精度管理の実態把握につとめる。これらの成果に基づき、精度管理を含めたモニタリング手法の最適化を行う。最適化した手法による精度管理の普及、高度化につとめる。

今年度の研究概要

ダイオキシン類の測定法について、大気等環境試料のサンプリング法を中心に、種々の変法や精度管理に関する比較検討を行う。また、クロスチェック等により、精度管理の実態把握につとめる。

備考

共同研究者:森田昌敏(客員研究官)

課題代表者

伊藤 裕康

担当者

  • 橋本 俊次環境リスク・健康領域
  • 森田 昌敏
  • 田邊 潔