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新規環境・技術リスクの社会的ガバナンスの国際比較(平成 17年度)
An international comparison of societal risk governance of newly emerging environmental and technological risks

予算区分
KB JST
研究課題コード
0205KB459
開始/終了年度
2002~2005年
キーワード(日本語)
リスク・ガバナンス, 新しいリスク, 環境リスク, 技術リスク
キーワード(英語)
RISKGOVERNANCE, NEWLYEMERGINGRISK, ENVIRONMENTALRISK, TECHNOLOGYRISK

研究概要

不確実性が優先する技術・環境リスクを社会的にマネージメントするためには、1)利害関係者のリスク認知とその価値、2)多様な科学的知見とリスクシナリオの生成、3)期待費用・便益分析の有効性とその限界、4)他のリスク(代替、転化リスク)とのトレードオフ、5)マネージメントのプロセスの信頼性、合法性、参加者(利害関係者)の役割と責任、6)リスクのとり方とその代替性(選択性、非選択性、公的、私的な保険と損害賠償)等々の総合的かつ多元的分析が必要となる。本研究は、1)食品安全リスクと2)電磁波の健康リスクを取り上げ、社会的なガバナンスの評価の共通的な枠組みを、国際的な研究団体(IRCG,SRA)と協議して構築しようとするものである。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

電磁波の健康リスクに関する一般の方の認識や電磁界発生源の調査などを行うほか、低周波磁界の健康リスク評価の現状とリスクガバナンスに関するシンポジウムを開催し、利害関係者の意見を集約する。これらを総合し、国際的に議論されている「予防原則」の問題点等を明らかとする。

今年度の研究概要

電磁波リスク認識にかかる調査結果の解析を行う予定である。

備考

旧研究課題コード:0204KB459

課題代表者

兜 眞徳

担当者