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複雑市街地における局所高濃度大気汚染の発生とその予測に関する研究(平成 17年度)
Studies on local high concentration along urban roadways

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0105AE216
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
局所高濃度,沿道,ストリートキャニオン
キーワード(英語)
LOCAL HIGH CONCENTRATION,ROADWAY,STREET CANYON

研究概要

沿道の大気汚染濃度分布は、周囲の建築状況や気象条件、交通量などによって変化する。適正な沿道大気汚染濃度のモニタリングを行い、またその結果を正しく評価するためには、大まかな沿道の濃度分布状況を把握しておく必要がある。本研究では、実市街地の縮尺模型や単純な形に理想化した市街地模型(街区模型)などを用いた風洞実験を行う。沿道高濃度の発生パターンと街路構造等の関係を調べ、簡易に、適正に、観測位置を決定するための指針を得ることを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

市街地の縮尺模型を用いた風洞実験を行い、不規則な街区形状と濃度分布との関連について調べる。(13年度)実市街地の縮尺模型を用いた事例研究を行う。また、街区模型を使った風洞実験を行い、道路構造と沿道の濃度分布との関連について調べる。(14年度〜16年度)街区模型と実市街地に関する沿道大気汚染分布に関する研究事例を積み重ねる。
(17年度)

今年度の研究概要

川崎市池上新町交差点周辺市街地の1/300模型を用いて風洞実験を行う。風向ごとに交差点周辺に生じる濃度分布を予測し、高架道路およびその下部道路構造が沿道および後背地の濃度分布に及ぼす影響を調べる。

課題代表者

上原 清

担当者

  • 神田 勲
  • 大原 利眞
  • 若松 伸司