- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0305AE496
- 開始/終了年度
- 2003~2005年
- キーワード(日本語)
- 有機微量汚染物質,環境動態,発生源,統計解析,数学モデル
- キーワード(英語)
- TRACE ORGANIC POLLUTANTS,MOVEMENT IN THE ENVIRONMENT,SOURCE,STATISTICAL ANALYSIS,MATHEMATICAL MODEL
研究概要
環境に放出され、また人間や生物に摂取されている数多くの人為起源の化学物質の健康リスクに対処する上で、発生源から曝露に至る環境中での動態の情報は有用である。本研究では、有機微量汚染物質について、環境測定データに基づいて環境中動態や発生源について新たな情報を得るための手法とその適用について、基礎的な検討を行うことを目的とする。これにより、環境中動態や発生源を把握するための手法の基盤を強化するとともに、具体的な化合物についても随時解析を行い、結果を報告していく。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
環境中での動態解析のための環境測定データ解析方法について基礎的な検討を行う。起源寄与率推定手法について基礎的な検討を加えるとともに、さまざまなデータ解析手法についても必要に応じて検討する(15~17年度)。ダイオキシン類の環境測定データの解析により、その起源や起源の寄与について知見を得る(15年度)。また、他の有機微量汚染物質についても随時検討していく。(16~17年度)。
今年度の研究概要
起源同定および起源寄与率推定手法について継続して基礎的な検討を行う。
課題代表者
櫻井 健郎
- 環境リスク・健康領域
リスク管理戦略研究室 - 室長(研究)
- 博士(工学)
- 工学,化学