- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0304AE529
- 開始/終了年度
- 2003~2004年
- キーワード(日本語)
- 環境現象,統計,物理
- キーワード(英語)
- ENVIRONMENTAL PHENOMENA,PHYSICAL METHOD,STATISTICAL METHOD
研究概要
環境現象で分野ごとに習慣的に行われている方法について、物理および統計の立場から再検討するのが目的である。特に、エアロゾルを対象に、混合・沈着過程の解明(統計物理的視点)、多地点同時測定システムの開発(統計的視点)、凝縮過程のカオス解析(統計的、物理的視点)などを進めたい。
全体計画
道路沿道粒子汚染に関連して、エアロゾルの混合過程と地表へのフラックス評価の理論的研究を進める(15年度)。また、エアロゾルの環境中挙動を知るために小型エアロゾルセンサーによる多地点同時測定システムとデータ処理方法の開発を進める(15~16年度)。さらに、エアロゾルの凝縮過程の解析を行う(16年度)
今年度の研究概要
前年度に得られたフラックス評価の理論をまとめる。多地点同時に測定するエアロゾルデータから効率的に空間時間情報を抽出する方法を検討する。また、エアロゾルの形成過程の統計物理的検討を進める。