- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0105AE120
- 開始/終了年度
- 2001~2005年
- キーワード(日本語)
- 微生物,土壌,生残,増殖,移動,有機物
- キーワード(英語)
- MICROORGANISM,SOIL,SURVIVAL,PROLIFERATION,TRANSPORT,ORGANIC MATTER
研究概要
組換え微生物(非土着微生物を含む)の土壌環境導入を意図した研究が進められつつあるが、その土壌中における挙動には不明な点が多い。本研究は、組換え微生物の土壌中における挙動およびその制御に関与する土壌要因を明らかにすることを目的とする。 そのために本研究では、BHC分解菌を組換え微生物のモデルとして用いて、透水カラム土壌における移動、増殖・生残の過程、接種量レベルが土壌中での生残に及ぼす影響、増殖・生残に関与する土壌および有機質資材の化学的要因に関する研究を行い、BHC分解菌の土壌中での挙動およびその制御に関与する土壌要因の解析に資することを目標とする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
BHC分解菌の透水カラム土壌における下方移動、増殖・生残に関する研究を行う(13年度)。 BHC分解菌の接種量レベルがその土壌中での生残に及ぼす影響を検討する(14年度)。 BHC分解菌の土壌および有機質資材の水浸出液中における増殖・生残性を検討し、その増殖・生残等に関与する化学的要因に関する研究を実施する(15年度〜16年度)。 上記研究の継続とともに、本研究の目標総括に資する(17年度)。
今年度の研究概要
前年度に引続いて、BHC分解菌の土壌および有機質資材の水浸出液中における増殖・生残性を検討する。