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中国湖沼をモデルとしたバイオ・エコシステム導入アオコ発生防止効果の調査研究(平成 15年度)
Studies and research on effects of introduction of bio-ecosystem preventing generation of cyanobacteria in Chinese lakes as a model case

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0305CD581
開始/終了年度
2003~2005年
キーワード(日本語)
高度処理浄化槽,植生浄化,バイオ・エコエンジニアリング,無動力型嫌気ろ床土壌トレンチ,有毒アオコ
キーワード(英語)
ADVANCED JOHKASOU,PURIFICATION SYSTEM USING PLANT,BIO-ECO ENGINEERING,POWERLESS ANAEROBIC/ AEROBIC SOIL TREATMENT SYSTEM,TOXIC ALGAE

研究概要

本学術調査研究は,中国貴州省の重要な淡水資源としての紅楓湖・百花湖・小関ダム等の湖沼をモデルとして,近年特に懸念されている有毒アオコ問題に対し,有毒アオコの発生実態調査を行うとともに,これらの有毒アオコの異常増殖を引き起こす富栄養化の主な原因となる流域の生活系・産業系排水の排水性状の把握,発生源対策としてのバイオとエコのハイブリッド化による地域特性を考慮した水環境修復技術としてのバイオ・エコシステムを構築するものである。

全体計画

中国貴州省をモデルとした生活排水対策に焦点を当て,とくに有毒・無毒のアオコの発生に関する質的・量的実態調査とその原因物質である窒素やリンの排出実態調査およびバイオ・エコシステム導入効果について調査研究を実施する(15年度~16年度)。実態調査結果をもとに,流域の地域特性も考慮したかたちで導入機材・材料の軽微な改良・改善による更なる適正化を図り,高度処理浄化槽,土壌トレンチ,水耕栽培浄化システム,湖沼循環システム等の効率化を図る。また,藻類種,現存量,ミクロキスチン量等の湖沼の藻類生産力の低下の質的・量的変化を把握し,有毒アオコ発生防止効果の評価解析等を行い,バイオ・エコエンジニアリングシステム導入に関する調査・改善・評価を総合的に解析し,導入した各要素技術のハイブリッド化技術の最適化,評価技術の適正化が地域特性に適合したかたちで適用され,分散型および直接型の水環境修復技術として最大限の効果が発揮されていることを調査・解析する(16年度~17年度)。

今年度の研究概要

対象湖沼の流域における生活系・産業系排水等の排水性状・排出特性を考慮し,有機物,栄養塩類,および窒素・リン比等の実態調査,硝化細菌等の計数や藻類増殖ポテンシャル評価試験等による富栄養化ポテンシャルの定量的評価等を実施するとともに,藻類の現存量調査,有毒・無毒のアオコ発生特性に関する分子生物学的評価技術の開発等を行い,これまでに投入した高度処理浄化槽,土壌トレンチ,植生浄化システム,湖沼循環システム等のバイオ・エコエンジニアリングシステム機材・技術の環境修復効果を評価・解析する。

備考

中国側カウンターパート:孔海南 (上海交通大学 教授)

課題代表者

稲森 悠平

担当者

  • 水落 元之地域環境研究センター
  • 板山 朋聡
  • 岩見 徳雄