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ディーゼル排気粒子等の粒子状物質が免疫系に及ぼす影響とその機構の解明(平成 15年度)
Study on the effect of particulate matter including DEP on immune system and the mechanisms.

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0304CD566
開始/終了年度
2003~2004年
キーワード(日本語)
粒子状物質,抗原提示機能,細胞表面分子
キーワード(英語)
PARTICULATE MATTER,ANTIGEN-PRESENTING ACTIVITY,CELL SURFACE MOLECULES

研究概要

大気中の粒子状物質は,呼吸器疾患やアレルギー疾患の増悪に寄与している可能性が示唆されている.抗原提示はリンパ球の活性化に重要であり,アレルギー反応の要因となる気道過敏やIgE抗体産生の増加に関与していることから,粒状物質の曝露は抗原提示機能を亢進させる可能性がある.本研究では呼吸-免疫系に着目し,粒子状物質が肺の細胞の抗原提示機能に及ぼす影響とその機構の解明を目的としている.

全体計画

本研究では,DEP等の粒子状物質の曝露が免疫系に及ぼす影響とその機構を明らかにするため,主に肺の細胞の抗原提示機能とそれに関わる細胞表面分子の発現について検討していく.粒子状物質の曝露は,細胞レベルおよび動物レベルの両方で行っていく.また,粒子の種類や粒径の違いなどによる影響の比較検討も行う予定である.

今年度の研究概要

本年度はDEP等の粒子状物質の曝露が抗原提示機能に関わる細胞表面分子の発現(Ia, B7.1, B7.2など)に及ぼす影響について検討する.1). in vitroにおける検討では,肺胞マクロファージと末梢血単球を用いて,DEPの構成成分による影響の違いや粒径の異なる粒子状物質の影響の違いなどについての比較を行う.2). in vivoにおける検討では,動物をDEに曝露し,肺胞洗浄液中の細胞(BAL細胞)を採取して解析を行う.

課題代表者

小池 英子

  • 環境リスク・健康研究センター
    病態分子解析研究室
  • 室長
  • 博士(医学)
  • 医学,生物学
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