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遺伝子組換え生物(ナタネ)による影響監視調査に関する研究(平成 15年度)
Studies on risk monitoring of genetically-modified organisms (oilseed rape)

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
0303BY563
開始/終了年度
2003~2003年
キーワード(日本語)
遺伝子組換え生物,影響監視調査,ナタネ
キーワード(英語)
GENETICALLY-MODIFIED ORGANISM,RISK MONITORING,OILSEED RAPE

研究概要

遺伝子組換え生物の利用が行われている一方、遺伝子組換え生物等が環境に与える悪影響についての懸念も高まっており、遺伝子組換え生物等の利用にあたっては、適切なリスク評価及びリスク管理がなされることが求められている。
このため、生物多様性条約カルタヘナ議定書に対応した国内法においては、「国による遺伝子組換え生物の使用等により生ずる生物多様性影響に関する科学的知見の充実を図る」ことが位置づけられており、リスク管理に関し、環境中で使用されている遺伝子組換え生物がもたらす生物多様性影響について、影響が生ずるおそれのある地域でのデータの収集を継続的に行っていくことが必要とされている。
本年は、現在国内で使用(加工用に輸入)されている遺伝子組換え生物のうち、ナタネについて、生物多様性影響につながる現象が生じていないかどうかを監視するため、導入遺伝子の拡散状況を今後継続的に調査する上での予備的な研究を行うものとする。

今年度の研究概要

我が国に自生しているBrassica属の植物に遺伝子組換えB.napusの除草剤耐性の遺伝子が移行していないかどうかを明らかにするため、関東南部の河川敷に自生しているBrassica属から採種、播種し、一定程度成長した植物に除草剤を噴霧し、除草剤耐性の有無を調べる。その結果、耐性を示した個体からは、DNAを調整し、PCRにより除草剤耐性遺伝子の存在を確認する。
また我が国の環境中で自生しているBrassica属の植物が、どのような経過で定着しているかを判断するため、Brassica属の種の識別(B. campestrisとB. napus)、B. napus、B. campestrisの品種を同定する分子マーカーを探索し、それを用いてサンプリングしたBrassica属植物の種、品種の同定を試みる。

課題代表者

佐治 光

  • 生物・生態系環境研究センター
    佐治上級主席研究員室
  • 上級主席研究員
  • 博士 (農学)
  • 生物学,農学
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担当者