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環境ホルモンのマメ科植物の共生窒素固定に及ぼす影響(平成 15年度)
Effects of endocrine disrupters for nitrogen fixation with legumes

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0303AF504
開始/終了年度
2003~2003年
キーワード(日本語)
窒素循環,共生窒素固定,根粒菌,マメ科植物,環境ホルモン
キーワード(英語)
NITROGEN CYCLE,SYNBIOTIC NITROGEN FIXATION,RHIZOBIUM,LEGUME,ENDOCRINE DISRUPTERS

研究概要

生態系における物質循環系において、窒素循環は植物の最も重要な無機栄養である窒素の供給源として安定して働く必要がある。窒素の収支は大気中からの窒素の固定と陸上・海洋からの脱窒のバランスによって成り立っている。これらのうち大気中からの窒素固定は植物への窒素供給面で重要な働きをしている。総窒素固定のうちマメ科植物と根粒菌による共生窒素固定は総窒素固定の14%、生物学的窒素固定の22%を占めており、その重要性は極めて高い。最近、これらの共生関係が一分環境ホルモンにより阻害されることが報告されている。本研究はこの研究をさらに進めて、環境ホルモンの影響が共生窒素固定のどの段階まで影響を与えるのかを調査する。

今年度の研究概要

これまでの研究で、環境ホルモンは共生窒素固定過程のうち、初期過程である植物からのフラボノイドシグナルの根粒菌への伝達を阻害することが知られている。本研究では凝れい以降の過程に環境ホルモンが影響するかを検討する。具体的には、まず、環境ホルモンによる根粒菌の生育阻害が起こるのかどうかを調べる。次に、環境ホルモンを加えて培養した根粒菌を植物に接種し、形成された根粒によるアセチレン還元法を用いた窒素固定能の測定、植物の生育バラメーターの測定を行なう。また、この際、環境ホルモンの影響についての濃度依存性も検討する。

課題代表者

玉置 雅紀

  • 福島支部
    環境影響評価研究室
  • 主席研究員
  • 博士(農学)
  • 生物学,農学,生物工学
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担当者