ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

地球温暖化の生物圏への影響、適応、脆弱性評価に関する研究(平成 15年度)
Impacts, adaptation, and vulnerability assessment of biosphere due to global warming

予算区分
BA 環境-地球推進 B-11
研究課題コード
0204BA343
開始/終了年度
2002~2004年
キーワード(日本語)
気候変化,生物圏,適応,脆弱性評価
キーワード(英語)
CLIMATE CHANGE,BIOSPHERE,ADAPTATION,VULNERABILITY ASSESSMENT

研究概要

これまでに得られた温暖化の生態系への影響や脆弱性評価の研究成果をもとに、(1)最高5.8℃の高い気温が発生した場合の生態系の影響を再評価するとともに、(2)日本、及びアジア地域において影響リスクが高い脆弱な生態系や地域を特定し、地図化するとともに、(3)影響リスクの低減の可能性等を含めて適応策の検討を行うことを目的としている。国立環境研究所では、サブテーマ1:自然、人工生態系の総合影響予測と適応策の総合評価手法の開発と適用及び、サブテーマ2:高山生態系の脆弱性評価と適応策に関する研究を担当する。

全体計画

サブテーマ1:適応策を考慮した脆弱性評価を行うために、生物地球化学モデルと適応策の経済的評価を組み合わせた脆弱性の総合評価モデルを開発する。また、このモデルをIPCCの新しいSRESシナリオに基づく気候モデル(GCM)の結果に適用し、我が国の自然、人工生態系における幾つかの適応策を考慮した脆弱性評価を行い、影響緩和のための適応策の効果を評価する。サブテーマ2:(1)将来さらに温暖化が進行するというSRESシナリオを用いて、温暖化に対する高山帯生態系の脆弱性を早急に再評価し、(2)さらに、これらの結果を踏まえて、温暖化に対する適応策を考慮した地域毎の温暖化影響リスクを明らかにすることを目的としている。

今年度の研究概要

サブテーマ1:SRES気候シナリオによる生物地球化学モデルによる影響予測を行うとともに、適応策のメニューを作成し、その評価方法を検討する。サブテーマ2:SRES気候シナリオに基づいて高山帯植生におけるリスク評価を行うとともに、白山(石川県)等を対象に現地調査を行う。

課題代表者

原澤 英夫

担当者

  • portrait
    高橋 潔社会環境システム研究センター
  • 名取 俊樹