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沖縄・波照間ステーションにおけるPANの季節変化観測(平成 15年度)
Observation of the seasonal variations of peroxyacetyl nitrate (PAN) at Hateruma monitoring station in Okinawa, Japan

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0203AF381
開始/終了年度
2002~2003年
キーワード(日本語)
パーオキシアセチルナイトレート,窒素酸化物,季節変化,大気輸送,大気組成変動
キーワード(英語)
PEROXYACETYL NITRATE,NITROGEN OXIDES,SEASONAL CYCLE,ATMOSPHERIC TRANSPORT,ATMOSPHERIC COMPOSITION CHANGE

研究概要

PANはそれ自身大気汚染物質であるが、リモート地域ではNOxを再放出しオゾン生成や生態系への窒素供給に寄与しうる性質がある。翻ってアジアを見るに、近い将来中国において、急速な産業活動の発展に伴う窒素酸化物の放出量が急増すると言われている。ここでは、PANの季節変化や年々変動の長期モニタリングによって、人間活動の変化や気候変動がもたらす大気組成の変動、窒素輸送量の変動を検知することが最終的な目的である。本研究では、その準備段階として観測装置を開発し、予備的データを取得、検知の実現可能性について検討することが具体的な目標である。

全体計画

本研究では、主な窒素酸化物の輸送形態であるPANの通年観測を沖縄・波照間島のモニタリングステーションで行うことにより、季節変動パターンに関するデータを得、東アジア(主に中国)から西太平洋への窒素酸化物の輸送量を見積もることを目指す。また、これまでに北海道・利尻島において得ている観測結果と併せて東アジア太平洋周縁域における反応性窒素酸化物のクライマトロジーの理解を進展させる。

今年度の研究概要

測定装置を波照間ステーションに設置して無人下での自動連続測定を開始、予備的データを得る。

課題代表者

谷本 浩志

  • 地球環境研究センター
    地球大気化学研究室
  • 室長
  • 博士(理学)
  • 化学,物理学,地学
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