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水質改善効果の評価手法に関する研究(平成 15年度)
Studies on the estimation method of effect of water quality improvement

予算区分
AE 経常
研究課題コード
9906AE235
開始/終了年度
1999~2006年
キーワード(日本語)
水域評価,生物・物理・化学的処理,マイクロコズム,適正水質
キーワード(英語)
ESTIMATION OF WATER ENVIRONMENT,BIOLOGICAL-PHYSICAL AND CHEMICAL TREATMENT,MICROCOSM,PROPER WATER QUALITY

研究概要

本プロジェクトでは、湖沼等における水域の適正水質に関して、生態系の観点から解析するため,単なる生物培養系ではなく、生態系における物理的・化学的・生物的要因とそれらの相互作用による物質循環・エネルギーフローの変遷を解析可能なマイクロコズムによる生態系影響評価手法を確立する。これにより、各種農薬等の化学物質の水域における有毒性・残存性等をマイクロコズムにおける構成種の個体群動態を解析し、生態系の観点から自然水域における影響評価を行う。

全体計画

生活系排水対策システム処理水を水圏生態系の基本骨格を有するマイクロコズムに添加し、構成生物の個体群動態を追跡することで、処理水が生態系に及ぼす影響を評価するとともに、ホールタイプマイクロコズムを用いた水田流出水の自然水域における農薬散布の生態系影響評価を行い(11年度~12年度)、各種農薬の生態系への影響評価として、カフェンストロール、トリシクラゾール等の各種除草剤・殺虫剤の生態系への影響濃度の評価解析を行うとともに、各種農薬の組み合わせによる複合的作用の評価解析を行い(13年度~14年度)、さらにOECD試験法における単一生物種試験における結果との比較解析を行うことにより、生態系への影響評価手法である本手法の影響評価特性の把握を行う(15年度以降)。

今年度の研究概要

単一生物種を用いたOECD試験法とホールタイプマイクロコズムによる生態系評価により,各種除草剤・殺虫剤の影響評価を行い,その結果を比較解析することにより,生態系への影響を総合的に評価できる本手法の優位性を確認する。

備考

共同研究者:川端善一郎(京都大学生態学研究センター), 常田聡(早稲田大学)

課題代表者

稲森 悠平

担当者