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動脈硬化モデル培養系の作成(平成 14年度)
Culture of the arteriosclerosis model in vitro

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0202AF360
開始/終了年度
2002~2002年
キーワード(日本語)
動脈硬化,血管内皮細胞,平滑筋細胞,線維芽細胞
キーワード(英語)
ARTERIOSCLEROSIS,ENDOTHELIAL CELLS,SMOOTH MUSCLE CELLS,FIBROBLASTS

研究概要

粒子状大気汚染物質をはじめとする有害化学物質は、生活習慣病に伴う動脈硬化や血栓形成などを悪化させ、心筋梗塞、脳血管障害、腎不全などの原因となる可能性がある。有害化学物質の血管障害への影響を効率よく検討するために、モデル動物を使用するかわりに、短期間で動脈硬化モデル培養系を作成することを目的とする。血流・血圧に代わる培養液灌流刺激を与えながら血管内皮細胞、平滑筋細胞、線維芽細胞を3次元的に共培養して、正常血管組織構築およびに動脈硬化モデル組織構築の必要培養条件を明らかにし、スクリーニング用の動脈硬化モデル血管組織として有用な影響検出法を検討することを目標とする。

今年度の研究概要

ラット線維芽細胞をI型コラーゲンに包埋し、その上に平滑筋細胞を層状に培養、表面に血管内皮細胞を播種し培養する。動脈硬化の原因となる酸化LDL、炎症性サイトカイン、プロテアーゼ等を培養系に添加し、必要に応じてマクロファージをさらに培養系に共存させて、効率よく動脈硬化モデル組織を構築する培養条件を形態的に検討する。
動脈硬化モデル組織を培養液を灌流する培養装置に取り付け、血流・血圧刺激による作用を接着因子や線溶系分子の測定により検討する。
ラジカルを発生させる化学物質を投与して、有害化学物質の影響評価のための動脈硬化モデル血管組織として使用する場合に、収縮・弛緩・細胞増殖・酵素活性・蛋白発現等の有用な影響マーカーを検討する。

備考

5.(1) 浮遊粒子状物質等の都市大気汚染に関する研究にも関連

課題代表者

古山 昭子

  • 環境リスク・健康研究センター
    統合化健康リスク研究室
  • 室長
  • 学術博士
  • 生物学,生化学,解剖学
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