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土壌中における無機汚染物質の挙動に関する研究(平成 14年度)
Research on the Behavior of Inorganic Pollutants in the Soil Environment

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0103AE119
開始/終了年度
2001~2003年
キーワード(日本語)
ビスマス,アンチモン,インジウム,存在形態,移動,ライシメーター
キーワード(英語)
BISMUTH,ANTIMONY,INDIUM,CHEMICAL STATES,MIGRATION,LYSIMETER

研究概要

「鉛フリーはんだ」などの材料金属として、近い将来利用量が急増すると考えられる銀、ビスマス、アンチモン、インジウム、錫など(いわゆる次世代利用金属)の土壌中における動態を、土壌の化学特性(土壌種、pH、交換容量、有機物含量、粘土鉱物組成など)や土壌種との関連で検討し、それら金属の移動、蓄積、地下浸透などの機構を明らかにする。また、これまで人類が多用してきたカドミウム、亜鉛、銅、鉛などの重金属の動態と比較し、次世代利用金属による土壌汚染の可能性を検討する。

全体計画

先ず、日本の代表的土壌(淡色黒ボク土、褐色森林土、褐色低地土、砂丘未熟土など)に含まれる次世代利用金属の含有量(天然賦存量)と存在形態(逐次抽出法による)を明らかにする。次に、大型ライシメーター土壌(淡色黒ボク土モノリス)に次世代利用金属を天然賦存量の10-100倍添加して、ライシメーターを制御下(降雨1700 mm、気温25℃、地温20℃)で運転し、土壌水、浸透水、土壌コアなどの試料を定期的に採取・分析して添加金属の動きと形態変化を明らかにする。同様の試験は、上記4種の土壌を充填した小型カラム(野外に設置)でも行う。結果を総合して次世代利用金属の土壌中動態を解明する。

今年度の研究概要

ライシメーター土壌に添加した金属の分布と形態を再調査し(添加1年後に)、添加金属の中期的動態を検討する。カラム試験についても、添加金属の6ヶ月後(試料は既に回収済み)と1年後の状態を調べる。以上から、添加金属の中期的動態と金属動態に与える土壌種の影響を検討する。

課題代表者

高松 武次郎

担当者