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山風が都市ヒートアイランドに及ぼす影響に関する研究 (平成 13年度)
Interaction between mountain wind system and urban heat island

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0101AE261
開始/終了年度
2001~2001年
キーワード(日本語)
都市気候, 都市計画, 熱環境, 大気汚染, 風の道
キーワード(英語)
URBAN CLIMATE, URBAN PLANNING, THERMAL ENVIRONMENT, AIR POLLUTION, VENTILATION PATH

研究概要

長野県長野市では夜間に山風が出現し、それがちょうど都市の中心部に吹きこんでいる。山風が出現する気象条件では都市ヒートアイランドも出現する可能性が十分あり、この山風により都市ヒートアイランドが緩和することが期待できる。ドイツでは山から流出する冷気流を都市内に取り入れ、ヒートアイランドを緩和させるという方法が都市計画に応用され、「風の道」と称されている。このような取り組みは都市計画など自治体レベルでのヒートアイランド緩和対策としては有効と考えられるが、日本で実践されている例は少なく、特に長野市のような内陸の盆地内に立地する都市では研究段階から行なわれていない。そこで本研究では、山風の実態とそれが都市ヒートアイランドに及ぼす影響について気象観測および数値シミュレーションにより明らかにし、山風の都市ヒートアイランド緩和に及ぼす効果、すなわち日本版「風の道」になりうるかどうか、についての検討を行なうことを目的とする。本研究の結果より、自治体レベルでのヒートアイランド緩和対策として、山風の「風の道」としての利用の有効性が検証されるほか、都市が立地する土地の自然環境をうまく利用する事例という意味では他の自治体への具体的な参考になると考える。

全体計画

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今年度の研究概要

従来、国内において風の道の効果を直接検証した事例はほとんどなかった。長野市はドイツの内陸都市に自然条件が類似しており、同様の現象の存在が期待されるが、都市構造の違いもあり、そのような現象が十分生かせるかどうかの検証が必要と思われる。本共同研究では、観測を浜田が、一ノ瀬がドイツで用いられている数値モデルの改良と長野市への適用を担当する。最終成果品としては、長野市における都市計画へのアドバイスマップを想定している。

備考

長野県自然保護研究所との共同研究 研究代表者:浜田崇(長野県自然保護研究所研究員)

課題代表者

一ノ瀬 俊明

  • 社会環境システム研究センター
    地域環境影響評価研究室
  • 主任研究員
  • 博士 (工学) (東京大学)(都市工学専攻論文博士)
  • 土木工学,地理学
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