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底生動物の形態と環境要因との関連に関する基礎的研究 (平成 13年度)
Relation between morphologies of benthos and environmental factors

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0003AE138
開始/終了年度
2000~2003年
キーワード(日本語)
底生動物, 形態, 物理化学的環境要因
キーワード(英語)
BENTHOS, MORPHOLOGY, PHYSICO-CHEMICAL FACTORS

研究概要

動物の形態には種間の差異や種内変異があり、運動・摂食・呼吸など生理的機能を持つ部位の形態は環境要因に応じて変化する場合がある。この様な形態の変異の情報は環境への適応のしくみを知る上で重要であると考えられる。また、種の同定に用い得る形態に関する情報、特に種内変異の情報は分類学上の種の定義を明らかにするために必要である。本研究では底生動物の環境変化への適応能力の研究のための基礎的情報として、また、多様性を調査する際に同定精度を向上させるための基礎的情報として、底生動物の形態と環境要因との関連に関する情報を蓄積することを目的とする。

全体計画

13年度
 1. 様々な環境から採集した底生動物の近縁種間・種内での形態の変異について調査する。
 2. 条件が異なる飼育環境下で現れる形態の変異について調査する。
 3. 計量的形質など変異が大きい形態学的特徴に基づいて種が定義されているもの
について、遺伝学的手法が適応可能な場合はこれを組み合わせて、形態による同定の妥当性を検討する。
14年度 同上
15年度 同上

今年度の研究概要

捕食者の消化管内容物や底質中の生物遺骸の状態では、口器などの硬い部分のみが保存される。これら遺骸の状態の動物についてSEMによる観察を適用して同定を試み、食物網の解析や古陸水学などへの活用の可能性について検討する。

課題代表者

上野 隆平

  • 生物・生態系環境研究センター
    生物多様性資源保全研究推進室
  • 主任研究員
  • 理学士
  • 生物学
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