ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

D-2 有害化学物質による地球規模の海洋汚染評価手法の構築に関する研究 (平成 13年度)
D-2 Studies on the development of monitoring and evaluation technology for the global-scale marine pollution with hazardous chemicals

予算区分
BA 環境-地球推進
研究課題コード
0002BA047
開始/終了年度
2000~2002年
キーワード(日本語)
有害化学物質, 地球規模, 海洋汚染, モニタリングシステム
キーワード(英語)
HAZARDOUS CHEMICALS, VOS, GLOBAL SCALE, MARINE POLLUTION, MONITORING SYSTEM

研究概要

有害化学物質(農薬、残留性有機汚染物質、重金属等)による地球規模での海洋汚染の実態を把握する手法として、商船を利用した有害化学物質の濃縮捕集システム、試料採取システムおよび連続観測システムを構築し、広域を繰り返し観測可能とする。より広汎な有害化学物質を対象とするために構築したシステムより得られた試料の多成分・多元素同時分析手法を確立する。これらの観測結果および分析結果を用いて、有害化学物質による地球規模での海洋汚染地図の作成を検討し、汚染物質の起源、移動、分解過程などその行方や汚染動向を明らかにする。

全体計画

-

今年度の研究概要

残留性有機汚染物質による地球規模での海洋汚染の動態を把握するためには、まず地球規模での汚染状況を観測する必要がある。海洋上での観測は、観測を実施するための足場すなわち観測プラットフォームが必要であるが、しかしながら現在これは圧倒的に不足している。本研究では、我が国が世界各海域に展開している商船を海洋汚染観測プラットフォームとして確保し、それに最適な商船搭載型有機汚染物質捕集観測システムを構築することにより、地球規模での海洋汚染観測態勢を確立する。捕集した試料からより多くの情報を引き出すために多成分一斉分析手法を検討する。
昨年度実施したタンカー航路における海洋汚染観測を継続するとともに、本年度は新たに太平洋を航行する商船に海洋汚染観測実施のための基礎工事を行い、基礎海洋測定項目観測システム、カラム捕集システムおよび採水システムを設置する。新たな航路における海洋汚染観測を開始する。得られた結果をもとに広域海洋における有害化学物質の動態を把握するために必要な観測時期や間隔などに関する検討を行う。

備考

[国内共同研究機関]
産業技術総合研究所,東京大学,東京薬科大学,静岡県立大学,名古屋大学,愛媛大学

課題代表者

功刀 正行

担当者

  • 原島 省