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核酸プローブを用いたハイブリダイゼーション法による藍藻類付着細菌の解明 (平成 13年度)
Study of Cyanobacteria-attached bacteria by in situ hybridization

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0001CD117
開始/終了年度
2000~2001年
キーワード(日本語)
藍藻, ハイブリダイゼーション, 核酸プローブ
キーワード(英語)
CYANOBACTERIA, DNA HYBRIDIZATION, FISH

研究概要

藍藻類の異常増殖機構については多くの研究が成されてきたが、発生の予測は現在まで可能となっておらず、藍藻類の増殖に影響を及ぼす他の微生物の生態系についての研究が必要となっている。しかしながら、藍藻類に付着した細菌の挙動及び藍藻の増殖に及ぼす影響については技術的困難さからこれまで殆ど研究が行われてこなかった。本研究では近年発達してきた分子生物学的手法の中でも、環境中の細菌相を直接検出できる核酸プローブを用いたハイブリダイゼーション (FISH)法を用いて、藍藻に付着している細菌群集について、季節変動、地域的差異について検討を行い、その全体像を明らかにし、アオコの発生予測、生態系制御に資することを目的とする。

全体計画

12年度 霞ヶ浦湖水中の懸濁物付着細菌相および遊離細菌相の解析を行い、富栄養湖に特徴的な細菌群集を明らかにし、FISHに用いる核酸プローブの塩基配列の設計を行う。
13年度 パラホルムアルデヒド固定した富栄養湖の湖水サンプルに対して、富栄養湖に特徴的な細菌群集に対する核酸プローブを用いたハイブリダイゼーションを行い、藍藻付着細菌及び浮遊細菌の種組成及び存在量の変化の解明を行う。

今年度の研究概要

昨年までの解析で明らかになった霞ヶ浦の細菌群集に基づいて作成した核酸プローブを用いて、藍藻類付着細菌及び浮遊細菌の種組成、存在量の変化について解析を行い、富栄養湖に於ける藍藻類の消長と細菌群集との関連について検討を行う。

課題代表者

冨岡 典子

  • 地域環境研究センター
    湖沼・河川環境研究室
  • 主任研究員
  • 博士(農学)
  • 生物学,農学
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