ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

地球環境汚染のタイムカプセルによる汚染監視に関する研究 (平成 13年度)
Studies on the pollution time capsules for historical monitoring of global environment

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
9901CD106
開始/終了年度
1999~2001年
キーワード(日本語)
環境汚染のタイムカプセル, 大気汚染, 入皮, ICP-MS, 酸性雨
キーワード(英語)
POLLUTION TIME CAPSULES, AIR POLLUTION, BARK POCKETS, ICP-MS, ACID RAIN

研究概要

地球生態系汚染と、ヨーロッパ(英国)で始まった産業革命とは裏腹の関係がある。しかし、産業革命当時、日本や中国はまだ鎖国状態であり環境汚染は少なく、急激な産業化および環境の汚染は英国よりも100年以上遅れて始まっている。従って、本研究では産業革命以後大規模な汚染の進行した英国と近年酸性汚染物質による被害の著しいスカンジナビア、ドイツ、チェコ、そしてアジア(日本、中国、韓国)地域を対象として、産業化以前から現代に至る環境汚染の時系列変動態を明らかにする。
調査研究地域としては環境汚染の問題となる都市域やその近郊、また同時に最近環境汚染の懸念されている世界自然遺産地域についても精力的に調査を進める。

全体計画

1) 顕微蛍光X線分析計による汚染元素の分布測定手法の検討と応用。
2) 樹種によって異なる樹皮の化学的特性の把握(樹皮pH、樹皮内に存在するカルボキシル基の定量、樹皮内に分布するN化合物、S化合物、カルシウム他金属元素の定量把握)。
3) ケヤキ・ブナ・ミズナラを対象とした生物的、物理的特性の把握(樹皮表面から内部への汚染水の浸透性、樹皮の剥離交代期間、樹齢によって異なる樹皮特性の変化等の把握)。
4) 地球環境汚染のタイムカプセルの森”地域における入皮樹調査と入皮形成を目的とした植樹。
"

今年度の研究概要

外樹皮及び入皮を採取し樹皮特性に配慮した含まれる汚染物質の時系列変化を明らかにし、入皮に含まれる汚染物質の量から大気中の濃度を推定するための基礎技術を確立する。

備考

研究分担者:古田直紀(中央大学),角田欣一(群馬大学)
研究協力:Goran Aberg; Institute for Energy Technology (ノルウェー),Cameron McLeod, Alan Cox,David Bellis; The University of Sheffield (英国),陳岩; 日中友好環境研究センター(中国),Lars Hylander; Uppsala University (スウェーデン),Jana Kubiznakova; Institute of Landscape Ecology (チェコ),Walter Geller; The University of Halle (ドイツ), Bo Kyong Lee; Yonsei University (韓国)

課題代表者

佐竹 研一