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小型合併処理浄化槽によるリン除去及び消毒の高度化に関する研究 (平成 13年度)
Advancement of Phosphorus Removal and Disinfection in Small-scale Gappei-shori joukasous

予算区分
BC 環境-公害一括
研究課題コード
9901BC244
開始/終了年度
1999~2001年
キーワード(日本語)
小型合併処理浄化槽, 高度処理技術, 簡易計測技術, リン除去・回収, 消毒
キーワード(英語)
SMALL-SCALE GAPPEI-SHORI JOUKASOUS, ADVANCED TREATMENT TECHNOLOGY, SIMPLE MEASUREMENT TECHNOLOGY, PHOSPHORUS REMOVAL AND RECOVERY, DISINFECTION

研究概要

従来のBOD及びT−N除去性能を有する小型合併処理浄化槽に対して、T−P除去機能及び水生生物への影響が少なく、衛生上安全な放流水が得られる消毒機能を付加する技術を開発し、その実用化に向けた検討を行うとともに、その浄化槽の処理機能並びに放流水の水域への影響を現場で確認できる簡易計測技術の確立を図る。

全体計画

11年度 リン除去のための凝集剤、吸着剤の適用条件と室内実験及び実証試験を行うための設計条件を整理する。現行の水質簡易測定装置の実施上の問題点を明らかにする。また、病原性微生物が小型合併浄化槽に混入した場合の挙動と残留塩素の水生生物や生態系への影響より、塩素消毒条件を検討する。
12年度 リン除去・回収のための吸着剤の開発、吸着法や電解法を用いたリン除去・回収技術の開発に向けた室内実験及び実証試験を行う。検知管法や試験紙を用いたリンの簡易測定法を評価し、新規手法の開発に着手する。また、電解作用や紫外線を用いた消毒技術の開発に着手し、病原性微生物への効果ならびに水生生物への影響を評価する。
13年度 実証試験を継続し、リン除去性能を維持するための維持管理指標やリン回収その他の機能と併せた設計条件を明らかにする。新たな消毒装置について設計条件を確立する。また、以上の技術について性能、コストやエネルギー消費量を考慮した実用性を評価する。

今年度の研究概要

ハイドロタルサイト系及びZr−フェライト系リン吸着法また鉄電解法について、室内実験と実証試験を継続し、開発また改良されたリンの簡易測定技術と組合せて、リン除去性能を維持するための維持管理指標を提案し、リン回収やその他の機能と組合せてコストやエネルギー消費量が最小となるような効率化を検討するとともに、実装置としての設計条件を明らかにする。電解作用を用いた新たな消毒装置について室内実験を継続し、塩素生成を効率的に行う操作条件と共存物質の影響を明らかにして、装置の設計条件を確立する。また、小型合併処理浄化槽におけるクリプトスポルジウムの除去性能、残留塩素が魚類など水生生物に与える影響、また紫外線消毒条件と大腸菌群の不活化と光回復の関係を明らかにする。また、以上の技術について性能、コストやエネルギー消費量を考慮した実用性を評価する。

課題代表者

井上 雄三

担当者