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2017年7月14日

国立環境研究所 公開シンポジウム2017
「私たちの安心・安全な環境づくりとは—持続可能性とその課題—」
開催報告 社会センター編

はじめに

今年も国立環境研究所は公開シンポジウムを開催しました。6月16日に滋賀県で、6月23日に東京都内で実施しました。社会センターのメンバーも講演やポスター発表に参加しました。その様子を簡単に報告します。

ポスター発表会場の様子
ポスター発表会場の様子

講演

高橋潔室長「気候変動リスクにどう向き合うか」

高橋室長の講演の様子
高橋室長の講演の様子

高橋室長は、気候変動に対して、長期的かつ全球的な対策が必要であることを示したうえで、気候変動リスクにどう向き合うか、という問いについて説明しました。その中でも印象的だったのは、「目標達成に確実に向かい、不確かさに対処する」ことと、「今後の社会経済発展の形をどうするか考える」という見方を提案していたことでした。

発表要旨へのリンク(PDF)

金森有子主任研究員「家庭からの環境負荷発生-持続可能なライフスタイルに向けて-」

金森主任研究員の講演の様子
金森主任研究員の講演の様子

金森主任研究員は、2030年までに2013年比で26%CO2排出量を削減するという国の目標の紹介とともに、家庭部門でのCO2排出量削減のためにどういったことができるか、今後のライフスタイルについてどう考えていったら良いか、ということについて紹介しました。
一般的な家庭での年間の電力消費を例示しながら、自身の実践の話もされていて、会場からのコメントも活発でした。

発表要旨へのリンク(PDF)

講演資料の公開

講演者のスライドは、後日、公開シンポジウムのホームページ内に掲載されます。

ポスター発表

藤野純一主任研究員「持続可能なアジア・世界に向けて-NIES・IGESの連携を通じて-」

藤野主任研究員のポスター発表の様子
藤野主任研究員のポスター発表の様子

藤野主任研究員はIGES(Institute for Global Environmental Strategies:地球環境戦略研究機関)と国環研を兼務しながら研究活動を行っています。その中で実践されている活動について、ポスターで紹介しました。ベトナムでの低炭素都市シナリオ作りのワークショップや、毎年COP(Conference of the Parties:地球変動枠組条約締約国会議)でサイドイベントを開催するなど、精力的に取り組んでいます。

ポスターへのリンク(PDF)

中村省吾研究員(福島支部)「中山間地域における災害復興のための環境創生研究-福島県奥会津地域との連携-」

中村研究員がポスター発表をしている様子
中村研究員がポスター発表をしている様子

中村研究員は福島支部の環境創生研究室と社会センターの環境政策研究室を兼務しています。今回のポスター発表では、奥会津地域の三島町で進めている研究について発表しました。家庭での電力モニタリングや、「くらしアシストシステム」の導入などを通じて、今後も地域が抱える課題解決のために研究を進めていきます。

ポスターへのリンク(PDF)


関連記事:「地域エネルギーの未来を考える:福島県三島町との環境創生型まちづくり研究に関する説明会の様子」へのリンク

フォトギャラリー

シンポジウムの案内看板
会場内のポスター発表の様子
金森主任研究員講演後のポスター発表
高樫室長講演後のポスター発表

最後に

来年に向けて

公開シンポジウムは毎年開催されます。研究所の研究員と直接話すことができる機会なので、多くの方にご来場いただき、活発な意見交換ができれば幸いです。来年も是非お越しください。

参考リンク

公開シンポジウム2017特設ページへのリンク

文・写真:杦本友里(社会環境システム研究センター)