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2017年12月21日

インドネシアの民生部門への電力消費観測システム導入および多変量時系列モデルによる電力消費量予測

牧誠也・芦名秀一・藤井実・内田賢志・相沢研吾・藤田壮・Remi Chandran

論文情報

インドネシアの民生部門への電力消費観測システム導入および多変量時系列モデルによる電力消費量予測

著者:牧誠也・芦名秀一・藤井実・内田賢志・相沢研吾・藤田壮・Remi Chandran
発表年:2017
掲載雑誌:土木学会論文集G(環境)、Vol.73,No.6、Ⅱ_35-Ⅱ_43

キーワード

Energy monitoring, Energy use prediction, Multiple-time series modeling, low-carbon society, Indonesia

概要

低炭素社会の実現には,各建物の対策だけでなく,都市全体や地域レベルでの省エネ化施策や低炭素化も進める必要があり,都市全体での低炭素化策として,デマンドレスポンス等の対策が有力視されているが,その検討には,詳細なエネルギーデータが必要となります.
本研究では,インドネシアでも民生部門の建物が多いボゴール市を対象に,機器単位での電力消費量を観測し,将来の低炭素化計画策定の一助になる電力消費量予測式を作成することを目的としました.
そのため、インドネシアの通信環境を考慮した電力消費量観測システムを開発し,表1の建物に導入をしました。その結果、図1のように、各建物において観測期間中の各時間電力消費量を観測し、データ化することができました。
観測したデータをもとに、ARXモデルを用いて電力消費量予測式を作成しました.その結果,図2のように各日のピークを表現でき、各自の電力消費量をよく再現できるモデルを開発でき、低炭素計画における施策を検討する際の基礎データとなる予測モデルを開発することができました。


図をクリックすると拡大します

表1.観測対象とした建物および機器・系統
表1.観測対象とした建物および機器・系統
図1.観測された電力消費量の例
図1.観測された電力消費量の例
図2.1週間での各機器におけるARXモデルと実電力消費量の比較
図2 1週間での各機器におけるARXモデルと実電力消費量の比較
(2015年観測開始:2015年8月1日~8月7日,2016年観測開始:2016年5月1日~5月7日)

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