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《研究課題コ−ド》0105AE195
《研究課題名(日本語)》流域スケールでの水生生物の生息環境とその保全および管理に関する研究
《研究課題名(英語)》Aquatic habitats at the watershed scale with implications for conservation and management
《予算区分》AE 経常
《開始/終了年度》2001〜2005
《研究目的・目標》
流域スケールで水生生物の生息環境を理解し、その保全と管理に役立てる。特に、流域という大きな空間スケールにおける地形と植生と土地利用とを地理情報システムを利用して定量化し、そこに生息する生物(例えば魚類など)との関係を調べる。13年度:調査地の選定、文献およびデータの収集など予備的調査を行う。14年度:地理情報システムを用いて流域ごとの土地利用図、植生図、標高図などを作成する。15年度:過去の報告書から各流域の生息魚類データベースを作成する。16年度:各流域の地形、植生、土地利用と魚類群集との関係を解析する。17年度:上の解析結果を誌上、および口頭発表する。
《全体計画》
13年度:予備調査。14年度:地理情報システム構築。15年度:魚類データベース作成。16年度:データ解析。17年度成果発表、論文執筆。
《前年度の成果概要》
北海道の日高・十勝地方において計130の調査地点を設けて淡水魚類相を調べた。この結果、砂防ダムの上流に位置する地点では、同じ標高帯のダムのない地点に比べ淡水魚類が2種以上少ないことが分かった。回遊魚の多い北海道ではダムによる生息環境の分断が引き起こす淡水魚の種多様性低下は深刻な問題である。
《今年度の研究概要》
野外調査を通してダム建設前に調査がなされた地点で再度魚類調査を行い、ダム建設の事前事後評価をする。また全道的なダムによる分断状況を地理情報化し、淡水魚類を指標生物とした流域分断の影響評価を行う。
《課題代表者》福島路生
《担当者》○福島路生(生物多様性研究プロジェクト),高村典子,亀山哲
《キーワード(日本語)》
水生生物,流域,地形,植生,土地利用,ランドスケープ,生態系管理
《キーワード(英語)》
AQUATIC ORGANISMS, WATERSHED, GEOMORPHOLOGY, VEGETATION, LAND USE, CONDENSATION NUCLEI, ECOSYSTEM MANAGEMENT