研究課題詳細表示
《研究課題コ−ド》1619NA001
《研究課題名(日本語)》印旛沼の水生植物群落再生手法の開発
《研究課題名(英語)》Studies on lake restoration for biodiversity conservation in shallow lakes, including Inba-numa
《予算区分》NA 寄付
《研究経費》200万円
《開始/終了年度》2016〜2019
《研究概要》
印旛沼等の低地にある浅い湖沼の多くは、本来は水生植物群落が発達する。しかし、過去に実施された干拓や護岸等により、その地形や形状は人為的に大きく改変され、また、用水供給のために春に高い水位管理が実施されるなど、水の流れも人為的に改変し管理されている。さらに、流域開発の結果として湖水の富栄養化が進み、その回復が見込めない状況が継続している。こうした要因が複合的に作用し、これまで多くの浅い湖沼の水生植物群落は失われてきた。しかし、植生帯の持つ浄化機能や緩衝帯としての機能、多様な動植物の生育・生息場所を提供するという生物多様性の保全上の重要性から、その再生が望まれている。本課題では、植生帯を再生・創生するなど、健全な湖沼再生のため必要とされる基礎的な知見を得る研究を実施する。
《研究の性格》
主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
従たるもの:基礎科学研究
《全体計画》
印旛沼等の浅い湖沼の生物多様性の評価や保全に必要とされる手法の開発を行う。具体的には、モニタリング手法や評価手法の開発を行い、それらの適用や実践を通じて、よりよい手法を提案する
《前年度の成果概要》
2007年以降印旛沼で実施されてきた植生帯復元事業にて再生した植物種の整理に基づき、散布体バンクを含む湖沼底質からの水生植物再生可能性の時間的低下についての論文を公表した。
《今年度の研究概要》
引き続き、湖沼の生物多様性評価手法のため、主に湖沼の水生植物群落についての情報整備を行う。モニタリング手法の検討を行う。印旛沼で実施されてきた水生植物群落の再生に関する情報を整理し再生可能性を検討する。
《外部との連携》
東邦大学 西廣 淳
《課題代表者》高村典子
《担当者》○高村典子(生物・生態系環境研究センター)
《キーワード(日本語)》
湖沼,生物多様性
《キーワード(英語)》
lake,biodiversity