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《研究課題コ−ド》1012AH004
《研究課題名(日本語)》PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究
《研究課題名(英語)》Study on characteristics and source apportionment for PM2.5 and photochemical oxidants
《予算区分》AH 地環研
《研究経費》800万円
《開始/終了年度》2010〜2012
《研究概要》
PM2.5と光化学オキシダントの実態を解明し、発生源寄与率を評価することを目的に、これまで実施してきたC型共同研究「西日本及び日本海側を中心とした地域における光化学オキシダント濃度等の経年変動に関する研究」(平成13〜15年度)、「日本における光化学オキシダント等の挙動解明に関する研究」(平成16〜18年度)、「光化学オキシダントと粒子状物質等の汚染特性解明に関する研究」(平成19〜21年度)を発展させ、(1)常時測定時間値データやPM2.5測定データのデータベース化と解析、(2)粒子成分やVOC成分の測定と解析、(3)PM2.5や光化学Oxの測定法に関する検討、(4)モデル解析等による発生源寄与率評価の検討、(5)衛星観測データ解析などを実施して、PM2.5と光化学Oxの実態を解明し発生源寄与率を評価することにより、地方自治体や国の大気汚染施策に活用することを目的とする。
《研究の性格》
主たるもの:応用科学研究
従たるもの:行政支援調査・研究
《全体計画》
【2010年度】研究体制を整備し、研究計画を具体化して、研究を開始する。全国の大気環境時間値やPM2.5測定値などのデータベース化を進め、これらのデータを解析することにより、PM2.5と光化学Oxの汚染実態を把握する。また、2011年度に実施を予定しているPM2.5成分・VOC成分の観測計画を策定し、その観測準備を進める。更に、PM2.5と光化学Oxの測定法や発生源寄与率評価方法、衛星観測データ解析手法などについて検討する。
【2011年度】大気環境時間値データやPM2.5測定データなどのデータベース化を進め、これらのデータを解析して、PM2.5や光化学Oxの実態を解明する研究を継続する。また、2010年度に計画・準備したPM2.5成分・VOC成分の観測を実施する。更に、既往測定データとモデルを利用した発生源寄与率の試算、PM2.5測定法に関する検討、衛星観測データの予備解析などを進める。
【2012年度】前年度に引き続き、研究を実施するとともに、最終とりまとめを行う。重点的な研究項目として、(1)測定データベースの解析によるPM2.5や光化学Oxの実態解明と汚染特性の把握、(2)PM2.5成分・VOC成分の観測結果の解析とモデルを利用した発生源寄与率の評価、(3)PM2.5と光化学Ox測定法に関する検討のとりまとめ、(4)衛星観測データの解析・とりまとめ、などを進める。
《前年度の成果概要》
(1) 共同研究の進め方について検討するためにグループリーダー会議を組織した。また、地域グループ5つ(北海道・東北・北陸G、関東甲信静G,東海近畿G、中国四国G、九州G)を作って運営の基本グループとし、また、研究グループ5つ(データベース解析G、測定法検討G,観測G,モデル・発生源寄与評価G,衛星データG)を作り、具体的な研究推進の母体とした。各研究グループでは、今後三年間の研究計画を検討、決定した。
(2) 環境省環境研究総合推進費に研究課題「全国の環境研究機関の有機的連携によるPM2.5汚染の実態解明と発生源寄与評価」を提案し採択された。
(3) 参加機関から提供された大気環境時間値データをもとに、平成21年度までの全国のデータベースを作成した。
(4) 各地域グループ、研究グループの研究成果(前期C型共同研究も含む)に基づき、学術誌に7編の論文として発表するとともに、学会年会などにおいて9件の口頭発表を行なった。
(5) 東アジア、日本全域、東北、関東、中部、関西、中四国、九州の6地域を対象とした大気汚染予測システムの予測結果の公開を継続した。
《今年度の研究概要》
前年度の研究を継続し、メンバー全体で大気環境時間値データを基本解析して各地域の光化学オキシダント等の実態と特性を把握するとともに、5つの研究グループ(データベース解析G、測定法検討G,観測G,モデル・発生源寄与評価G,衛星データG)において、観測研究、大気環境時間値データ解析、モデル解析等を進めることにより全国のPM2.5と光化学オキシダントの実態を解明し、発生源寄与率を評価する。
《外部との連携》
(代表)大阪市立環境科学研究所
(参加52研究機関)独立行政法人北海道立総合研究機構環境科学研究センター、青森県環境保健センター、岩手県環境保健研究センター、宮城県保健環境センター、秋田県健康環境センター、山形県環境科学研究センター、 新潟県保健環境科学研究所、 茨城県霞ヶ浦環境科学センター、栃木県保健環境センター、群馬県衛生環境研究所、埼玉県環境科学国際センター、さいたま市健康科学研究センター、千葉県環境研究センター、財団法人東京都環境整備公社東京都環境科学研究所、川崎市公害研究所、 長野県環境保全研究所、山梨県衛生環境研究所、静岡県環境衛生科学研究所、富山県環境科学センター、石川県保健環境センター、福井県衛生環境研究センター、岐阜県保健環境研究所、愛知県環境調査センター、名古屋市環境科学研究所、三重県保健環境研究所、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、京都府保健環境研究所、京都市衛生環境研究所、大阪府環境農林水産総合研究所、大阪市立環境科学研究所、財団法人ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター、神戸市環境保健研究所、鳥取県衛生環境研究所、島根県保健環境科学研究所、岡山県環境保健センター、広島県立総合技術研究所保健環境センター、 山口県環境保健センター、徳島県保健環境センター、香川県環境保健研究センター、愛媛県立衛生環境研究所、高知県環境研究センター、福岡県保健環境研究所、福岡市保健環境研究所、北九州市環境科学研究所、佐賀県環境センター、長崎県環境保健研究センター、熊本県保健環境科学研究所、熊本市環境総合研究所、 大分県衛生環境研究センター、宮崎県衛生環境研究所、鹿児島県環境保健センター、沖縄県衛生環境研究所
共同研究者:若松伸司(愛媛大学)、山川和彦(国立環境研究所)、笠原三紀夫(中部大学)、鵜野伊津志(九州大学)、神成陽容(国立環境研究所)、野口克行(奈良女子大)、早崎将光(富山大学)、速水洋(電力中央研究所)、飯島明宏(高崎経済大)、岩本真二(日本環境衛生センター)、日置正(京都府保健環境研究所)、大泉毅(アジア大気汚染研究センター)、向井苑生、佐野到、中田真木子(近畿大学)
《備考》
参加52研究機関:独立行政法人北海道立総合研究機構環境科学研究センター、青森県環境保健センター、岩手県環境保健研究センター、宮城県保健環境センター、秋田県健康環境センター、山形県環境科学研究センター、 新潟県保健環境科学研究所、 茨城県霞ヶ浦環境科学センター、栃木県保健環境センター、群馬県衛生環境研究所、埼玉県環境科学国際センター、さいたま市健康科学研究センター、千葉県環境研究センター、財団法人東京都環境整備公社東京都環境科学研究所、川崎市公害研究所、 長野県環境保全研究所、山梨県衛生環境研究所、静岡県環境衛生科学研究所、富山県環境科学センター、石川県保健環境センター、福井県衛生環境研究センター、岐阜県保健環境研究所、愛知県環境調査センター、名古屋市環境科学研究所、三重県保健環境研究所、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、京都府保健環境研究所、京都市衛生環境研究所、大阪府環境農林水産総合研究所、大阪市立環境科学研究所、財団法人ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター、神戸市環境保健研究所、鳥取県衛生環境研究所、島根県保健環境科学研究所、岡山県環境保健センター、広島県立総合技術研究所保健環境センター、 山口県環境保健センター、徳島県保健環境センター、香川県環境保健研究センター、愛媛県立衛生環境研究所、高知県環境研究センター、福岡県保健環境研究所、福岡市保健環境研究所、北九州市環境科学研究所、佐賀県環境センター、長崎県環境保健研究センター、熊本県保健環境科学研究所、熊本市環境総合研究所、 大分県衛生環境研究センター、宮崎県衛生環境研究所、鹿児島県環境保健センター、沖縄県衛生環境研究所
共同研究者:若松伸司(愛媛大学)、山川和彦(国立環境研究所)、笠原三紀夫(中部大学)、鵜野伊津志(九州大学)、神成陽容(国立環境研究所)、野口克行(奈良女子大)、早崎将光(千葉大学)、速水洋(電力中央研究所)、飯島明宏(高崎経済大)、岩本真二(日本環境衛生センター)、日置正(京都府保健環境研究所)、大泉毅(アジア大気汚染研究センター)、佐野到、向井苑生、中田真木子(近畿大学)
《課題代表者》大原利眞
《担当者》○大原利眞(地域環境研究センター),菅田誠治
《キーワード(日本語)》
PM2.5,微小粒子,光化学オキシダント
《キーワード(英語)》
PM2.5, fine particles, photochemical oxidants
《関連先》
 地域環境研究分野における研究課題
 観測とモデルの統合によるマルチスケール大気汚染の解明と評価