
| 《研究課題コ−ド》 0911AH005 |
| 《課題名》 | |
| 博多湾における円石藻の非円石細胞ステージのモニタリング Monitoring of non-coccolith cell stage of the coccolithophorids in Hakata Bay |
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| 《区分名》 AH 地環研 | |
| 《担当者》 | |
| ○河地正伸(生物・生態系環境研究センター) | |
| 《キ−ワ−ド》 | |
| 円石藻,リアルタイムPCR,博多湾 coccolithophorids, realtime PCR, Hakata Bay |
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| 《目的》 | |
| 博多湾など日本各地の内湾や沿岸域で、最近、円石藻Gephyrocapsa oceanicaのブルームが確認されている。博多湾における円石藻ブルームの発生機構について明らかにすることを目的として、円石藻ブルームに関連する環境要因、そして非円石細胞ステージの動態を含む植物プランクトンの季節的な変化についてモニタリング調査を実施する。 | |
| 《内容及び成果》 | |
| 博多湾において独自に収集した現場環境データや過去の環境要因に関する計測データの解析から、円石藻のブルーム発生前はCODおよびT-Pが低く、Clイオンが高い傾向にあること、ブルーム発生の前月の日照時間が高い傾向が認められた。また博多湾への流入リン濃度の低下に伴って、赤潮発生件数や規模が減少傾向にあることが示された。G. oceanicaを特異的かつ定量的に検出可能なプライマーセットとリアルタイムPCR法を用いて、博多湾の複数地点でモニタリングした結果、湾口地点でG. oceanicaが通年的に出現すること、そして2011年の4月に湾口地点で高密度状態(2,000細胞/ml)が確認された。博多湾では湾外からG. oceanicaが常に供給される状況下にあり、低リン条件と高い日射条件の基で、沿岸性の競合種が不在することで、G. oceanicaの大規模なブルーム形成が起きるプロセスを推察することができた。 | |
| 《期間》 平成21〜平成23年度(2009〜2011年度) | |
| 《備考》 | |