
| 《研究課題コ−ド》 1111AR003 |
| 《課題名》 | |
| 放射性物質汚染と塩害を同時に受けた土壌からの植物による汚染物質吸収に関する予備的研究 Uptake and accumulation of salt and radioactive material by higher plants. |
|
| 《区分名》 AR 震災対応 | |
| 《担当者》 | |
| ○玉置雅紀(生物・生態系環境研究センター),矢部徹,西沢徹 | |
| 《キ−ワ−ド》 | |
| セシウム,塩害,ファイトレメディエーション cesium, salt pollution, phytoremediation |
|
| 《目的》 | |
| 東日本大震災に伴う福島第一原発事故により、放射性物質による広域の土壌汚染が進行している。この汚染により農耕地では作物への影響が懸念されている。一方、本震災では津波による塩害を被った土地も広く存在する。そこで、本研究は津波による塩害を受けた土壌において、放射性物質が植物にどれくらい吸収・濃縮されるのかを網羅的に解析し、植物による土壌からの放射性セシウム除去技術開発を行う。これにより塩害を受けた土壌からの放射性物質浄化に対応するための選択肢を与えることを目的とする。 | |
| 《内容及び成果》 | |
| (1)20種26品種の植物の137Csの吸収量を評価した結果、137Csの吸収量には植物への移行係数よりも地上部のバイオマスが大きく関与することが明らかになった。 (2)植物の部位別に137Csの蓄積量を調べた結果、137Csは花器官よりも葉に多く蓄積することが明らかになった。 (3)ポット栽培を行った植物から137Csの吸収量、移行係数、耐塩性などを考慮した結果、コキア(ホウキギ)が試験した植物の中で浄化能力に影響を与える要素を高いレベルで満たしていることが明らかになった。 (4)ヒマワリを用いて得られた結果と他の研究機関においてヒマワリを用いて得られた研究結果とを付き合わせたところ、植物による汚染土壌を効率的に行うことが出来る137Cs濃度は1,000-2,000Bq/kgの土壌であることが明らかになった。 |
|
| 《期間》 平成23〜平成23年度(2011〜2011年度) | |
| 《備考》 | |