
| 《研究課題コ−ド》 0913BA005 |
| 《課題名》 | |
| 大気汚染物質のソースレセプター解析と削減感受性評価 Source-receptor analysis of air pollutant and estimation of its sensitivity to emission control measures |
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| 《区分名》 BA 環境-地球推進 S-7-1-2 | |
| 《担当者》 | |
| ○永島達也(地域環境研究センター),大原利眞 | |
| 《キ−ワ−ド》 | |
| 越境大気汚染,排出削減,東アジア transboundary air pollution, emission control, East Asia |
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| 《目的》 | |
| 日本を含む東アジアにおける大気汚染(オゾンとエアロゾル)に対して、世界中の汚染物質排出源がどれくらいの寄与を持っているかを明らかにするため、全球規模及びアジア領域規模の化学輸送モデルを相互に用いて、大気汚染物質のソース・レセプター(SR)関係を定量的に評価し不確実性を議論する。また、温室効果ガスの削減シナリオに準拠した将来の大気汚染物質排出量の削減シナリオ等に関してその有効性を評価する。 | |
| 《内容及び成果》 | |
| (1)領域規模化学モデル用いたSR関係評価実験の結果を、大気常時監視測定局データを用いて、詳しく検証した。その結果、モデルはオゾン濃度増減のタイミングを比較的良く表している一方、全般的に過大評価傾向であることが分かった。また、よりバイアスの小さいポテンシャルオゾン(≒O3+NO2)を利用した補正を行い、モデル実験の結果を使って日本における春・夏の日平均8時間値が米国EPAの基準である75ppbvを上回らないために必要なオゾン前駆物質の削減量を試算したところ、日本・中国・朝鮮半島の3領域で同時にそれぞれ約32%の削減率が必要との結果を得た。 (2)半球規模越境大気汚染に関するモデル間相互比較プロジェクト(TF-HTAP)に準拠した実験を完了させ、計算結果を指定されたデータフォーマットに変換して提出した。また、大気化学と気候変化に関するモデル間相互比較プロジェクト(ACCMIP)の仕様に準拠した実験を行った。今年度は特に将来の大気汚染物質・温室効果ガスの排出シナリオに沿った計算を複数の年代に関して行い、指定されたデータフォーマットに変換した後にデータの提出を行った。 |
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| 《期間》 平成21〜平成25年度(2009〜2013年度) | |
| 《備考》 | |
| S-7-1テーマ代表者:海洋研究開発機構 金谷研究員 | |