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研究成果(平成23年度)
《研究課題コ−ド》 1116AQ005
《課題名》
定量的生態リスク評価の高精度化に資する数理生態学的研究
Theoretical ecological study for developping quantitative ecological risk assessment
《区分名》 AQ センター調査研究
《担当者》
○田中嘉成(環境リスク研究センター),横溝裕行,真野浩行,多田満
《キ−ワ−ド》
数理生態学,生態リスク評価,生態毒性学
theoretical ecology, ecological risk assessment, ecotoxicology
《目的》
様々な環境かく乱要因の生態リスク評価を、生態学に基づく数理モデルによって高精度化する。生態リスクのエンドポイントに対して生態学上の意味づけをより明確にし、それを定量化することによって、異なった生態リスク因子の大きさを比較評価する理論的な枠組みを研究する。本研究では特に、化学物質、気候変動、侵入生物など、様々な環境リスク因子の生態影響を評価する基盤となる数理モデルの研究を行う。さらに化学物質の生態リスクと侵入生物その他の生態リスクとの相対リスク評価を目指して、各リスク因子に対する管理コストとリスク削減便益に基づく費用対効果分析手法を開発する。
《内容及び成果》
 外来植物の分布拡大が、在来種の分布の不均一性にどのように影響を受けるのかをフラクタルランドスケープによって解析し、在来種の分布面積の縮小、分断化、在来種の分布域のエッジ効果が外来植物の分布拡大面積を増加させることを定量的に示すことができた。
 横浜市鶴見川水系(3地点)の採水を用いたオオミジンコ繁殖試験により、4月から6月にかけて、上流と下流の地点で急性毒性影響と慢性毒性影響による産仔数の低下が確認された。今後は農薬類の分析と毎月の採水と試験を予定している。
《期間》 平成23〜平成27年度(2011〜2015年度)
《備考》