NIES EIC TEST Database
研究成果(平成23年度)
《研究課題コ−ド》 1111BY006
《課題名》
平成23年度化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験法開発に係る業務
Development practice of the test method for endocrine disruption chemicals in 2011
《区分名》 BY 環境-委託請負
《担当者》
○鑪迫典久(環境リスク研究センター),岡知宏,渡部春奈,高信ひとみ
《キ−ワ−ド》
内分泌かく乱,メダカ,ミジンコ,両生類,経済開発協力機構
Endocrine disruptor, Medaka, Daphnia, Amphibian, OECD
《目的》
環境省では、平成22 年7 月に「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応? EXTEND2010 ?」を取りまとめ、化学物質の内分泌かく乱作用に伴う環境リスクを適切に評価し、必要に応じ管理していくことを目標として、評価手法の確立と評価の実施を行っている。このため、まだ十分確立されていない内分泌かく乱化学物質の試験法について、引き続き開発を進める必要があると共に、OECD 等で進められている試験法確立に積極的に協力し、国際的な貢献を行う必要がある。これらを踏まえて、主に魚類、両生類及び無脊椎動物を対象とした各種試験の実施や情報収集、必要な検討を通して、試験法の確立及び影響を評価するため必要な基礎的知見の集積を行い、試験の開発・適正化に向けた取組みを推進する。
《内容及び成果》
 魚類試験法開発については、魚類短期間繁殖試験(TG229)について、メダカを試験魚として実施できるように試験条件等を適正化するための取組みを実施した。試験法の改正は専門家会合で認められ、来年度のOECD会議で承認される見込みである。
また、日米において議論された、魚類の繁殖・生殖(生産性)への影響を評価する試験法(メダカ多世代試験)の改訂プロトコール(案)を作成し、一部を除き日米の合意を得た。
 無脊椎動物試験法開発については、オオミジンコ繁殖試験(TG211 及びTG211 アネックス7)の課題を整理し、幼若ホルモン様化学物質に対するスクリーニング手法の開発に向けた取組みを実施する。また、ミジンコを用いた多世代試験の開発に向けた取組みを実施し、試験法の妥当性について検証作業を進めた。また、幼若ホルモンの短期スクリーニング試験法の開発を行った。両生類試験法開発では、トロピカリスを用いた両生類パーシャルライフサイクル試験法開発のため、別途環境省が実施した業務の結果及び最新の論文等の情報を収集し、概要を取りまとめた。また、その結果を基に、ばく露条件、エンドポイントの妥当性等の観点から検討し、今後取り組むべき課題等を整理した。
《期間》 平成23〜平成23年度(2011〜2011年度)
《備考》